MENSAの思考

「社会貢献をしたから儲かった」の嘘

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

内容を再編集して投稿しております。

 

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

以前「お金持ちの習慣」というような

動画を観ました。

 

結構、YouTubeでホリエモンとかの音声を

自動再生していたりすると、

こういうのに行き着くんですよね^^;

 

で、内容はよくあるもので、

「お金持ちの習慣を真似して、

あなたもお金持ちになろう!」

的なものでした。

 

この内容の中で引っかかったのは、

「お金持ちには社会貢献をしている人が多い」

(だから、あなたも社会貢献して

お金持ちになろう)

というところですね。

 

まぁ引っかかったというより、

「これはダメだろ~」と思っただけ

なのですが…。

 

その理由は、社会貢献は、

「あくまで自己利益追求の結果である」

とも言えるからです。

 

「お金持ちになってから社会貢献」

と聞くと、

「自分が満たされたから他人へ施す」

と理解する人が多い気がします。

 

ですが、僕は、

「社会貢献はあくまで

自己利益追求の結果である」

と考えています。

※ちなみに僕は、社会貢献を

自己利益のためにすることを

悪いことだとは思っていません。

社会貢献自体はどんな理由にせよ

素晴らしいものであるというのが

僕の考えです。

 

社会貢献が自己利益追求の結果である

と考えるのは理由があります。

 

その理由は、僕のブログでも、

何度も取り上げている話ですが、

「幸福度の逓減」があるからです。

 

この「幸福度の逓減」の考えに従えば、

日本人でいえば年収800万円を

超えるとそれ以上収入が上がっても

ほとんど幸福度が上昇しないことが

わかっています。

 

そして、お金持ちはこれを知っています。

 

だから、ただ単に、さらなる自らの欲求を

満たすために、社会貢献をするのです。

 

そもそも、多くのお金持ちが共通して、

今までは自己利益を追求して、

お金を稼ぐことに必死になっていたのに、

一定金額を稼いだら人が180度変わって、

「他人のために社会貢献」なんて

言い出すなんておかしいと思いませんか?

 

それよりも、

お金持ちの大多数は合理的で、

あくまで自己利益の追求や

何かを得るために、

まずはお金を稼ぎ、

次に社会貢献という手段を使っている

と考えた方が自然です。

 

まとめると、僕の考える

「お金持ちと社会貢献の関係」とは、

「社会貢献の習慣によって儲かった」

のではなく、

「儲かったから、さらなる自己利益を

求めて社会貢献をするようになった」

というものです。

 

つまり、「これからお金持ちになること」と

「社会貢献をするということ」には

ほとんど相関関係はないと言えます。

 

僕のブログの読者は

今回のような動画を観ても

大丈夫だと思います。

 

ですが、こういった動画を

信じてしまう人がたくさんいることを

考えると恐ろしいですね…。

 

桐生 将人

 

※最新の情報はメルマガで配信しています。

登録は下記からお願いいたします。

▼今すぐクリック▼