※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
こんにちは。
桐生です。
前回に引き続く「非道徳」シリーズです。笑
前回同様、ダークな桐生の話が苦手な人は
ここでブラウザを閉じてください＾＾；
さて。
前回は、「なぜ稼げる人は
非道徳になってしまうのか」
ということについて
お伝えしました。
そして、その理由には
ステータスが関係している
ことがわかったと思います。
ですが、前回の話においては、
あくまでも稼ぐ人は非道徳と
言われがちなだけであって、
本当に非道徳かどうかは
わからないともとらえられる
内容でした。
ただ、、、
今回の話を聞くと、
もしかしたら、本当に
お金持ちは「非道徳」で、
その結果、もっとお金持ちに
なっていると言えるのかも
しれません。
まずは1つ、こんな話を紹介します。
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・カリフォルニア大学バークレー校の
社会心理学者ポール・ピフらの実験
・交通量の多いサンフランシスコの
ベイエリアの道路で、横断歩道の
手前で止まって歩行者を渡らせた
車を数えた
・車によって社会階級を5つに分けて
調査を実施
・その結果、最下層に分類された
車種のドライバーは一人残らず
車を止めて歩行者を優先した
・中間層は30％が車を止めなかった
・最上位層のフェラーリのドライバー
については半分が交通法規を無視
して自分の都合を優先させた
―意訳・引用（p.202）『バカと無知』著：橘玲、出版：新潮社 (2022/10/15)
//////////////
どうでしょう？
「お金持ち=非道徳説」が
なんとなく信憑性を増して
きましたね＾＾；
とはいえ、これだけだと、
「良い車に乗ってることで
気が大きくなってしまっただけ」
と言えるかもしれません。
ですが、他にもこんな話が
あるとしたらどうでしょう？
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・人の目のないところで
サイコロを振って出た目を
報告するゲームでは、
お金持ちは平気でごまかした。
それどころか指摘したとしても
「罰則がないから良いだろう」と
平気な顔で反論した。
・確定申告において、富裕層の方が
明らかに医療費控除の対象にならない
領収書を出してくる（らしい）。
こちらも指摘しても、
「わかってるけど、ダメなら
あとから修正すればいい」
と平気で言ってくる（らしい）。
意訳・引用（pp.203-204）『バカと無知』著：橘玲、出版：新潮社 (2022/10/15)
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どうでしょう？
お金持ちが「非道徳」とまでは
言いませんが、前回お伝えした
ように「道徳に興味がない」
ということは言えそうです。
で、その結果として、
稼いでいる人ほど
・自分を優先したり、
・罰則のないルール違反を
利用して利益を得ながら、
・問題にならないレベルの
リスクを上手に負担して
コストを回避することで、
もっとお金持ちになっていく
ということです。
この話を聞いて、
「非道徳な人間が稼いでいる
なんておかしい！！」
と思う人もいるでしょう。
もし、そう思うのであれば、
あなたが道徳的な人間として
もっと稼いでやればいいのです。
ここで「非道徳」を批判して、
道徳を振りかざしていたとしても
自分が稼ぐ側にはいくことは
できませんからね。
ただ、、、
あなたが「非道徳」を打ち負かす
ために自分が稼いでいる頃には、
今度はあなた自身が「非道徳」と
言われてしまうかもしれません。
なんとも皮肉なものです。
桐生 将人
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