MENSAの思考

高い買い物で失敗したときに大切なこと

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

内容を再編集して投稿しております。

 

こんにちは。

桐生です。

 

桐生は自分の着る衣装に

かなりこだわります。

 

好きなものを適当に買う

のではなく、自分の表現

したい世界観をもとに

ルールを作っています。

 

なので、購入品については

ルールに従ってかなり絞り

込みはできるわけですが…

 

それでも最終的には

試着したうえで自分で

決めなければなりません。

 

先日も、ルールに従って、

レザーのパンツを買おうと

思ったのですが…

 

迷いまくりました。

 

理由は「サイズ」です。

 

桐生の買うパンツは基本的に

レディースサイズです。

 

今回についても、

38サイズ(24-25インチ)

40サイズ(25-26インチ)

で悩みました。

 

どちらが自分の世界観を

表現できるのか…

 

何度も履き比べました。

 

金額も安くないので真剣です。

 

で、最終的には40サイズを

選択して購入しました。

 

ですが…

 

実際に履いてみて何日か

過ごしてみたところ、

「なんか太もも部分が

緩い気がする」

と思ってしまいました。

 

徹底的にこだわる性格も

災いして、それからずっと

「38サイズの方が良かった

のではないか…」と悩み

始めてしまいました。

 

もう1本買えばすぐ済む話

かもしれませんが、それが

なかなか決心つきません。

 

というのも、

「同じ商品のサイズ違い

を買う」というのは、

40サイズを無駄に買って

しまったことを認める

ことになります。

 

それはいわゆる

「損切りをする」

ということです。

 

それでずっと悩んだのです。

 

「38サイズがいいのか

40サイズがいいのか…」

 

さらにいえば、なんとか

「40サイズの方がいい」

という根拠付けをしようと

必死に考えました。

 

で、数日悩んでいたの

ですが…

 

ふと気付きました。

 

「あれ?そもそもなんで

38サイズを購入するか

どうかに、40サイズが

関係するのだろうか?」と。

 

どういうことかというと、

今悩むべきは

「衣装として38サイズが

必要かどうか」

であって、

 

・38サイズと40サイズで

悩んでいたという過去

・40サイズがすでにある

という事実

 

については関係がない

ということです。

 

これ、まさにサンクコスト

の罠にハマった典型です。

 

たとえば高額な買い物で

失敗したときに、こんな

ことをしてしまいませんか?

 

・もったいないから使おう

とする

・なんとか気に入るように

自分を説得しようとする

 

要は、すでに失敗していて

回収できないコストなのに、

その金額が高かったゆえに

なんとかそれを回収しよう

としてしまうということです。

 

これが

「サンクコストの罠」

ですね。

 

ただ、もし、本当に失敗した

と思っているのなら、

それ自体を使えば使うほど

どんどん損失を増やし続ける

ことになってしまいます。

 

それならさっさと「損切り」

をしてしまった方が賢いと

言えます。

 

さらにいえば、その失敗と

次の購入はそれぞれ独立して

いることにも注目すべきです。

 

桐生のように当初悩んでいた

ものを両方買うとなると、

一見して「2倍の値段がかかる」

ように思えます。

 

ですが、実際は、

「38サイズを買う」

という行為に生じる

金額は2倍ではありません。

 

あくまで同じ金額なのです。

 

それをサンクコストを勘案

して考えてしまうから

「2倍の値段」と誤った認知

をしてしまうということです。

 

ということでまとめ。

 

高い買い物で失敗したとき

こそ、サンクコストの罠に

ハマらないようにしましょう。

 

具体的には、

・早めに損切りする

・次の購入は独立して考える

ということです。

 

ちなみに、桐生はその後、

「38サイズ」が必要かどうかを

独立して考えて、購入しました。

 

やはり徹底的にこだわり抜いて

こそ”桐生”ですからね。

 

桐生 将人

 

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