マネジメント

経営者なら即レスするな!

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

内容を再編集して投稿しております。

 

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

よく「即レスが大事」とか、

「レスポンス速度が重要」という

言葉って聞きますよね。

 

実際に、桐生自身もレスポンスの

速度はめちゃくちゃ大切だと思って

います。

 

ですが、

あなたが経営者なら、レスポンス

速度はあげても「即レス」は

しない方が良いかもしれません。

 

ちなみに、これは、桐生自身が

最近反省することが多かったこと

でもあるので、自戒の念を込めて

シェアするものです^^;

 

経営者はどんなに小さい会社でも

最終決定権を持っています。

 

なので、間違った内容を伝えれば、

相手側も「経営者が言ったのだから

大丈夫」と盲目的に信じるでしょう。

 

その結果、社員が伝えるのとは

違うレベルの大きなトラブルに

繋がることもあります。

 

それだけ、経営者の言葉には

重大な責任が伴うのです。

 

そんなことは誰しもがわかって

いるのに、なぜ、経営者は

間違ったことを伝えてしまうのか?

 

その原因の一つは、

「社員の言葉から即レスする」

ことにあります。

 

たとえば、こんなことを社員から

言われたことはありませんか?

 

「社長!あのお客さんが大量の

無理難題を押し付けてきました!」

 

「社長!業務が大量すぎて

社員が足りません!」

 

…聞いたことある社長が

多いかもしれませんね^^;

 

で、これに対して、

即レスをしてしまうと

こんな感じになります。

 

「なんだって!すぐにあの

お客さんに連絡だ!」

 

「なんだって!すぐに求人

募集を開始だ!」

 

もちろん、これで問題がすぐに

解決できるときもありますが、

そうではないときもあります。

 

たとえば、こんなときです。

 

・実は、大した無理難題はなく、

ただの誤解であった

・実は、やり方によってはそんなに

難しい依頼ではなかった

・実は、社員の担当に問題があり、

人員の問題ではなかった

・実は、一時的な繁忙であり、

増員が解決策ではなかった

 

こういった場合も、「誤解だった」

ですぐに軌道修正できればいいの

ですが、それができずに突き進んで

しまったとしたら目も当てられません。

 

ここで重要なのは、

こうなってしまったのは

“社員のせいではない”

ということです。

 

社員は目の前の課題と常に

戦っています。

 

だから、目の前に課題があって

それを社長に訴えてくれるのは

非常にありがたいことです。

 

問題なのは、全体を見渡す

役割のはずの社長が、

その社員の意見を盲目的に

そのまま受け入れてしまった

ということです。

 

では、どうすればいいか?

 

それは単純な話で、

経営者は「即レス」をせずに、

「一旦考える」という時間を

置けば良いということです。

 

たとえば、1つ目の課題であれば、

 

・無理難題とはどういう内容か?

・大量とはどれくらいの量か?

・どのようなやり方をしようと

しているか?

・別のやり方はできないか?

・クライアントはどういう意図で

それを依頼してきたのか?

 

といった点を考えたうえで

判断すれば良かったという

ことですね。

 

単純な話ですが、

レスポンス速度ばかりに

気を取られて、ついつい

見過ごしがちなものですね。

 

最近、即レスしたことで、

話が食い違ってしまうことが

複数回ありまして…

 

しっかり考える時間を置くことを

胸に留めた桐生でした^^;

 

桐生 将人

 

※最新の情報はメルマガで配信しています。

登録は下記からお願いいたします。

▼今すぐクリック▼