※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
こんにちは。
桐生将人(きりゅうまさと)です。
社員という立場の人の中には、
「自分の給与は低すぎる」
と思っている人がいるかも
しれません。
特に、労働時間が長かったり、
たくさん仕事をしている人には
そういう不満を持つ人も多い
ことでしょう。
さらに言えば、
経営者が自分よりも働いて
いないのに、遥かに高い収入
をもらっているとしたら、
なおさら不満を持つのかも
しれませんね^^;
ですが、経営者と社員における
「収入と相関する指標の違い」
を知れば、この不満がいかに
ズレた考えなのかを理解できる
と思います。
社員の方の多くは、
労働時間の長さや
仕事の能力、あるいは、
仕事量によって収入が
決まると考えています。
要は、たくさん仕事をして、
色んな仕事ができる人間は
より多くの収入をもらうべき
だということです。
もちろんこれは正しいです。
ただし、それは
「社員の立場」の話ですが。
「経営者の立場」の場合は、
これはまったく正しくあり
ません。
経営者にとっては、
収入と仕事量の間には
あまり相関関係がない
ということです。
では、
何と相関するのかというと、
「背負うリスクの大きさ」
です。
たとえば、桐生の場合、
社労士法人として単純に
収入を増やしたいと思えば、
・顧問契約数を増やす
・それを運営するための
社員の数を増やす
ということが1つの方法に
なるでしょう。
ですが、顧問契約数を増やす
ということは訴訟リスクを
単純に増やすことになります。
さらに社員の数も増えれば、
売上が減ったときに人件費
負担が過多になるリスクを
抱えることになります。
労働問題が発生するリスクも
当然高くなります。
事務所も広くしなければなら
ないので固定費も増えます。
このように経営者にとっては、
「収入を増やす=リスクを
より多く抱える」ということ
になるわけです。
つまり、経営者と社員では、
収入と相関する指標がまったく
異なるということですね。
では、冒頭に戻って、
経営者の収入が気に食わない
社員がどうすれば経営者並の
収入をもらえるのか?
それは、経営者の収入の
相関指標に合わせて考える
必要があるということです。
端的に言えば、
「経営者と同じレベルの
リスクを負うべし」
ということです。
とはいえ、結局、経営者と
同レベルのリスクを負うため
には「独立する」しかないかも
しれませんが…^^;
身も蓋もない話ですが、
「そんなに経営者の収入に
文句があるなら自分でやったら?」
というのが答えなのかも
しれませんね。
(そもそも、独立している
経営者の多くはそれを実践した
人だったりしますからね)
桐生 将人
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