士業の選び方

芸能人よりも無名の人が勝つ理由

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

内容を再編集して投稿しております。

 

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

以前、こんな話を聞きました。

 

メディアにおける指標を、

「信頼度」と「知名度」で

考えてみたとしましょう。

 

芸能人の場合、

「信頼度」は低くなりますが、

「知名度」は高くなります。

 

人気YouTuberの場合、

「信頼度」は低くなりますが、

「知名度」もまぁまぁ高いです。

 

どちらにせよ共通するのは、

「信頼度が低い」ということです。

 

これはなぜかというと、

利害関係が簡単に見えてしまうからです。

 

たとえば商品レビューをする際に

芸能人やYouTuberを使ったとします。

 

視聴者からすれば、その商品の提供元が

彼らのスポンサーになっていることが

容易に想像できます。

 

だから、芸能人がその商品を絶賛しても、

「そりゃ悪く言うことはできないよね」と

判断することになります。

 

この「スポンサーとの関係性」が

商品レビューの信頼性を左右するということです。

 

では、逆にどういう人が商品レビューを

すると信頼性が高いのか?

 

それは、明らかにスポンサーの付いていない

人気のない個人YouTuberやブロガーが

投稿している商品レビューです。

 

彼らはスポンサーからお金をもらっていない

にもかかわらず、ただその商品の良さを

純粋に人に伝えたいがためにレビューしています。

 

だから、情報操作のされていない情報で

ある可能性が高いと言えるのです。

 

士業についても同じようなことが言えます。

 

士業を「知名度」と「調査の戦闘力」で

考えてみます。笑

 

たとえば、こんな人がいます。

 

・「僕は有名だし、色んな税務署と仲いいから

安心ですよ」という税理士

・「僕の事務所は大きいし、〇〇年金事務所と

関係が深いから安心ですよ」という社労士

 

彼らをさっきの指標で判断すると、

「知名度」が高いかもしれませんが、

高確率で「調査の戦闘力」は低いです。

 

なぜなら、彼らは「行政との仲」を

誇りに思っているからです。

 

ですから、その仲をうまく保つために

調査のときに無理な戦いを避ける傾向に

あるのです。

 

つまり、金銭的ではないものの、

行政と利害関係を有していると言えます。

(そもそも知名度の高い士業は顧客数も多い

ですから、たった1社のために大切な行政との

関係を捨てるようなことはしないでしょう。)

 

では、どういう士業と付き合うべきか?

 

一つの考え方としては、

無名だったり、駆け出しの士業は

良いかもしれません。

(ただし、税務署OBとかは除きます)

 

そして、

「どこの行政とも仲良くないけど、

だからこそ死ぬ気で調査で戦えます」

と考えている人なら最高ですね。

 

まとめます。

 

商品レビューも行政調査についても、

変なスポンサーや利害関係が発生していない

人や士業の方が実は使えるということです。

 

とにかく有名な人を使えば良いと

盲目になっていませんか?

 

お金ばかりかかって無駄にならないように

気を付けてくださいね。

 

桐生 将人

 

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