MENSAの思考

あなたがイラっとする相手のレベルがあなたのレベル

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

あなたは、誰かにイラっとした

ことがありますか?

 

多くの人の答えは「Yes」だと

思います。

 

もともと競争意識がない方も

いるかもしれませんが…

 

そういう人は起業する人種

の中には少ないと思うので、

置いておきましょう。笑

 

で、イラっとする相手が

いるとして…

 

その相手のレベルって

どうでしょう?

 

もし、あなたのイラっとする

相手のレベルが、自分から見て

「レベルの低い人」だとしたら

考えを改めた方が良いです。

 

というのも、

イラっとする時点で、

「あなたはその人と同じか

それ以下のレベルだから」

です。

 

お恥ずかしい話ですが、

桐生はコンプレックスの塊

のような人間でした。

 

いや、「でした」というより

今もそうかもしれません。

 

ですが、独立した6年前よりは

相当人間的にも成長できたと

思います。笑

 

特にひどかったのは、

サラリーマンとして

会社勤めだった頃でした。

 

その頃は、いつも

イライラしていました。

 

「上の人間はゴマすりが上手な

だけでむかつく」とか

「大して能力もないくせに

デキる人間ぶりやがって」とか

本当にそんなことを思っていました。

 

今思うと…本当に不出来な人間

だったと思います^^;

 

ですが、成長していく過程で

あることに気付きました。

 

サラリーマン時代の話なのですが、

(ひどい話ですが)桐生が一方的に

「能力がないのにむかつく」

と思っていた人がいました。

 

陰口をたたくようなことは

していませんでしたが、

対抗心はメラメラと燃やして

いました。

 

ですが、部署を異動したり、

自分が成長していくことで

目標にするものも変わっていって、

いつの間にか彼への対抗心は

なくなっていきました。

(自然と忘れてしまいました)

 

その後、しばらくして、

彼の話が耳に入ってきました。

 

何やら、彼が桐生に対して対抗心を

燃やして、陰口までたたいている

ということでした。

 

気付けば立場が逆になって

いたということです。

 

さて、これを聞いたときに

桐生はどう思ったか?

 

「あの野郎!ふざけやがって!」

 

…なんてことは1ミリも思いませんでした。

 

実際には、

「あ、そうなんだ!

彼も頑張ってほしいな〜!」

って感じです。

 

なぜ、こう思えたのか?

 

それは、すでにそのときに、

会社としての評価も、実際の営業

成績も、仕事としての立場も、

プロジェクトの成果も、そのすべてが

遥か上に行ってしまっていたからです。

 

この経験をしたことで、

気付いたことがあります。

 

それは、

「もし、その相手が、自分よりも

本当にレベルの低い人だとしたら、

その人が何をやっていようが、

攻撃してこようが、イライラしない」

ということです。

 

もっとわかりやすくしましょう。

 

たとえば、

あなたのもとに2歳くらいの子が

駆け寄ってきたとします。

 

その子はまだ言葉をしゃべり始めた

ばかりといった感じです。

 

で、この子があなたの目の前で、

「ばーか!ばーか!」と

言ってきたとしますね。

 

さて、この子に対して、

あなたは

「バカって言うやつがバカなんだ!」

とか

「お前の脳みそはどういう

思考回路してるんだ!」

とか

「俺の方が100倍頭いいわ!」

とか

そんなことを言いますか?

 

多くの方は、

「かわいいね~」とか

「生意気な子だな~」くらいで

終わると思うわけです。

(少なくとも言い合いは

しませんよね?)

 

つまり、人は、自分よりも

遥かに弱かったり、レベルの低い

相手にはイライラしません。

 

逆に言うと、自分と同じレベルや

少し下のレベル、さらには自分より

高いレベルの人にはイライラする

ということです。

 

「金持ちは喧嘩をしない」

といった言葉がありますよね。

 

これは色んな意味があると

思うのですが、その一つは、

自分の立場や能力が上がって

いくことで、自然と周りの人に

イライラしなくなるからかも

しれません。

 

自分が「遥かに下だ」と思っている

人にイラっとしたり、攻撃的な批判

をしてしまうとしたら、一度自分を

見つめなおしてください。

 

「自分は本当にその人よりも、

圧倒的に上のレベルにいるのか?」と。

桐生なんていまだにイラっと

してしまうことが多いです。

 

そのたびに「まだまだ未熟」と

反省するわけです^^;

 

桐生 将人

 

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

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