MENSAの思考

嫌なことがあったときにお酒を飲むメリット

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

あ、今回の話は、桐生がお酒を復活した

からって、それを自己正当化するために

言うわけではありませんよ。

 

本当ですよ!笑

 

お酒は楽しいこともある反面、

飲んでいる最中はIQが下がるし、

飲みすぎると気持ち悪くなるし、

身体もだるくなるし、

睡眠の質が下がるし、

お金もかかるし…ということで

基本的にあまり良いことがないです。笑

 

ですが、桐生は、

「無駄の中にある豊かさ」

という考えに行き着いた結果、

最近お酒を飲んでいます。

 

と、まぁそれは置いといて。

 

「嫌なことがあったときは、

お酒を飲んで忘れよう」

 

という話をよく聞きませんか?

 

桐生も昔は嫌なことがあったときに

やけ酒をしていたものです。

 

ですが、これは複数の論文等で、

「逆効果である」と言われています。

 

たとえば、

東京大学大学院薬学系研究科教授

である松木則夫氏の論文では、

以下の内容が報告されています。

 

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<意訳、まとめ>

・記憶には、覚える、固定される、

思い出すの3つの段階がある

・深酒で記憶がないのは、「覚える」

というところが抑制されるから

・では、アルコールは、すでに固定

された記憶を”消去”することが

できるのかというと…

・逆に、アルコールは、すでに

固定されている記憶を”再固定”する

ことにより記憶を強化してしまう

ことがわかった

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つまり、アルコールは、

「これから記憶することは

覚えなくても済むかもしれないが、

すでに起きてしまった嫌なことを

忘れることには繋がらない」という

ことです(それどころか逆に

しっかり覚えてしまう)。

 

では、これが本当にデメリット

なのか…?というと、桐生は、

そう思っていません。

 

というより、この話を聞いて、

それがメリットにすら感じました。

 

少し考えてみてください。

 

あなたが、起業していて、

そこそこ成功しているとします。

 

ですが、そんなあなたにもつらい

時期があったかもしれません。

 

・独立当初、お金がなくて

カップラーメンばかりだった毎日

・仕事のことで家庭を顧みず、

ケンカばかりしていた日々

・あるいは、いじめを受けていた

サラリーマン時代

 

そんな思い出があるかもしれません。

 

では、今、成功している状態から

この嫌なことを思いだしたとして、

「忘れたい過去」だと思いますか?

 

多くの人は、「いや〜あのときは

大変だったけど、今思えばあれが

あったから…」みたいにニコニコ

語りだすのではないかと思うわけです。

 

他にもこんな話はどうでしょう?

 

ある人がつらい失恋をしたとします。

 

本当に大好きだった恋人との別れです。

 

ですが、その後に、その人は

自分を磨いて、運命の人に巡り合いました。

 

現在は、その運命の人と結婚して幸せな

家庭を築いているとします。

 

この人の現在から見て、大失恋の思い出は、

忘れたい思い出になっているでしょうか?

 

今となっては、良き思い出では

ないでしょうか。

 

要は、「嫌な思い出」は

現在の状況が良くなることで、

「良い思い出」にすることが

できるということです。

 

そう考えると、

「思い出」が強化されることは

デメリットとは言えません。

 

それどころか、アルコールで

「思い出」を強化することができれば、

「良い思い出」を作るチャンスが増える

とも言えます。

 

「嫌な思い出を逆に強化してしまう」

という話は、アルコールのデメリット

みたいに語られることが多いです。

 

ただ、それは、将来をまったく良く

するつもりがない人の残念な意見

だということです。

 

将来を良くするつもりがある人

にとっては、「嫌な思い出を強化

してくれる」ことはメリットにしか

ならないですから^^

 

ということで、人生を良くする

つもりがある人は、嫌なことが

あったときはガンガンお酒を

飲んで記憶を定着させてください。笑

 

良い思い出を作るチャンスを

いっぱい作っておくことができますよ^^

 

桐生 将人