こんにちは。
桐生将人(きりゅうまさと)です。
先日、社労士の業務システムの会社から
IT導入補助金の活用を提案されて、
自分で補助金申請をしてみました。
申請したのは、”C類型”と呼ばれる
コロナ関係で出てきた
「3/4補助」されるという補助金です。
ちなみに、申請すると決めたのが、
6/8で実際に申請したのが6/11です。
6/12が締切だったので、
めちゃくちゃタイトなスケジュールで
動きましたよ。笑
で、7/15に審査結果が届きました。
結果は…
「交付決定」
となりました!!
これによって、クライアントには
新しい働き方への支援を
システム面からもできるようになりました。
クライアントの皆さまはお楽しみに^^
まぁ、補助金なので、当社としては
手出しはあるのですけどね…。
ちなみに、
・投資額:150万円+税=165万円
・補助金:150万円の3/4=112.5万円
なので、手出しは52.5万円です。
で、今回初めて補助金を自分で
申請して色々とわかったことが
あります。
それは、助成金も同じですが、
・どんなに一生懸命やっても
意味のない部分
・少しでもはずすと高確率で
ダメになる部分
(つまり、はずしてはならないポイント)
があるということです。
つまり、この「はずしてはならない
ポイント」を知らないまま、他の部分
ばかり頑張っていても意味がない
ということです。
当然、桐生は補助金申請が初めて
だったので、最初の書類作成のときは
これをはずしまくりました。笑
普通に申請書類を作っていたら、
結果的に前者の部分ばかりがんばって
しまっていたのです。
その後に、提案してくれたシステム会社が
「はずしてはならないポイント」を
アドバイスしてくれたので、最終的に
交付決定を勝ち取れたのだと思います。
で、桐生の場合。
はずしていたのはどこだったか
というと、「5カ年計画」のところです。
今回のIT導入補助金のC類型は、
「コロナショックにおける非対面
事業の推進のための補助金」でした。
だから、非対面化をアピールしないと
いけないわけですよね。
それは普通にわかることです。
ということで、
「こういうところが非対面にできる」
ということをたくさん書いて
アピールしました。
字数制限とかもあるので、
かなり書き直しながらがんばりました。
ですが、それ以上に
「はずしてはならないポイント」が
あったということです。
それが「売上や生産性の計画」です。
桐生は、補助金の趣旨を考えれば、
「数字の計画の部分は大して重要な
ものではない」と思っていました。
そのため、普通に過去の推移からの
予測数字を記入しました。
ですが、この計画の部分が最も重要
な部分の一つとのことでした。
曰く、IT導入補助金は、
その投資をすることで、
売上や生産性が○%以上で上がって
いく(%の目安は専門家によって
見解が違うと思うので伏せます)
という計画が立てられることが
大前提だということです。
つまり、その%を割るような売上や
生産性の計画を出した時点で、
どんなに他の部分をしっかり書いても
ダメになる可能性が高いというわけです。
ということで、当社の経営計画を
見直すことになりました。
(嘘を書くわけにはいきませんからね)
で、こういった紆余曲折を経ましたが、
申請結果は冒頭でもお伝えしたとおり、
「交付決定」を勝ち取ることができました。
コロナ禍における補助金は
審査の通過率がめちゃくちゃ高い
らしいので、普通に申請しても
通ったかもしれませんが…^^;
ただ、「この修正をして通った」という
事実があるので、そのときの学びを共有
した次第です。
ということで、
これから補助金を活用する予定が
ある方は、「はずしてはならない
ポイントをはずさない」という
ことをしっかりと意識するように
してください。
補助金申請も入力するのが結構大変ですから、
骨折り損にならないようにしたいですからね^^;
また機会があれば、今度は助成金の
「はずしてはならないポイント」的な
話をしたいと思います。
桐生 将人