投資

マイホームから香る「それしかなかった感」

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

あなたに一つ提案させてください。

 

「なんとなく気に入ったから、

あるいは親から勧められたからという理由で

まったく値上がりが期待できない株に対して、

証拠金1,000万円にレバレッジを3倍入れて

合計4,000万円の一点買いできますか?」

 

これってどうですかね?

 

…僕なら絶対投資しないです。笑

 

ですが、多くの方はこんな投資をしているのです。

 

え?絶対しないでしょ!って言われそうですが…

 

これっていわゆる「マイホーム」のことです。

 

投資のことを株式や不動産投資と考えるのは

普通ですが、多くの人が、マイホームを

不動産投資ととらえていません。

 

投資であれば、年利を気にしたり、

損をしないように必死に考えます。

 

ですが、マイホーム購入においては、

「一生住むから」とか「親が近くに住めと言った」とか

「金額が足りないから」とか、そんな理由で、

見えている損を容認します。

 

想像してみてください。

 

駅から徒歩10分以上かかる郊外の

妥協したマイホームは、ほとんどの場合、

10年後には価格が1000万円レベルで下落し、

売りたくても売れない状況に陥ります。

 

そんなのは始めからわかっている人が

たくさんいることでしょう。

 

それでもなんで多くの人がこんな投資をするのか?

 

「夢のマイホーム」だからでしょうか…?

 

もちろん、そういったこともあるでしょうが、

僕の考えは違います。

 

実はほとんどの場合、

「他に投資するものがないから」

だと思います。

 

もし、あなたの手元に1000万円があって、

 

・マイホームを買う

・普通預金に置いておく

・年利20%の投資商品を買う

 

という選択肢があったらどうでしょうか?

 

多くの人は、「年利20%の投資商品」を選ぶのでは

ないでしょうか?

 

でも、「そんな商品はない」と思っているから

(あるいはそういうことすら思いつかないから)

マイホームや普通預金を選ぶわけです。

 

僕自身もそうですが、

離婚する前はマイホームを購入していました。

 

ですが、現在は完全に賃貸派で、

投資に結構なお金を入れています。

 

そのほとんどは、年利10%以上のものです。

 

もちろんリスクゼロではありませんが、

マイホームだって地震や近隣問題等のリスクが

あるわけです。

 

どんな投資でもリスクがあるのですから、

多くの選択肢から本当に自分に適したものを

選びたいですよね?

 

本当に欲しいものを手に入れるためには、

どれだけの選択肢を手に入れられるかに

かかっています。

 

あなたにはたくさんの選択肢がありますか?

 

少なくとも年利20%以上の投資商品も知らないのなら、

「選択肢が足りていない」と思います^^;

 

桐生 将人