投資

「株式投資」をギャンブルだと思っていますか?

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

株式投資にどんなイメージが

ありますか?

 

「株はギャンブルだ!」と言う人も

いますよね。

 

ですが、「株はちゃんと勉強すれば

ギャンブルではない!」という人も

います。

 

桐生自身はどっちかというと、

「株はギャンブル」に近いイメージを

持っています。

 

というのも、実際にインサイダー取引

でもしない限りは、確実性がない取引

だと言えるからです。

 

可能性が高い方は予測できるけれど、

最終的には不確実性に身を委ねる

というイメージです。

 

これはプロのギャンブラーが、

確率や期待値を計算しながら

ポーカーやブラックジャックを

行うのと同じイメージですよね。

 

他にも、過去に著名なエコノミスト

たちに株の予測をさせたら

その的中率がチンパンジー以下だった

という調査がありました。

 

つまり、ゴチャゴチャ考えるよりも、

コイン投げで市場の上げ下げを予想

した方が成績が良くなってしまった

ということです。

 

これらの話からも、桐生は、

「株はギャンブル」と考えています。

 

では、株がギャンブルだと仮定して、

他のギャンブルと比べて割の良い

ギャンブルかどうかを考えてみます。

 

国民の多くが行っているギャンブル

があります。

 

これは、安価で参加できるのですが、

参加手数料として支払金額の50%が

取られます。

 

そのうえ、買ったチケットは、

長期保有はできず、1年で強制的に

決済されてしまいます。

 

ほとんどの場合、0円になって強制

ロスカットされます。

 

ただ、めちゃくちゃ低い確率

(約1000万分の1)で、

6億円になることもあります。

 

さて、これが何かわかりましたか?

 

そう、「宝くじ」ですね。

 

宝くじの特徴を整理すると、

 

・1年で強制決済、長期保有不可

・最も損をするのは、買った宝くじが

「0円」になる場合(追証はない)

・売買手数料(宝くじだと税金)は

50%取られている

・低確率ではあるが、めちゃくちゃ

お金が増えるチャンスがある(6億円)

 

となります。

 

では、「株」というギャンブル

の特徴はどうか?

 

・決済のタイミングは自分で判断でき、

値下がっている間は長期保有しておく

ことも可能

・最も損をするのは、買った株が

「0円」になる場合(信用買い等の

レバレッジを効かせなければ)

・売買手数料は無料〜数千円くらい

(100万円なら0.03%とか)

・低確率でめちゃくちゃお金が増える

(理論的には億も夢ではない)

 

となります。

 

あれ…?

 

こう考えると、「宝くじ」買うなら、

「株というギャンブル」に突っ込んだ

方が良いと思いませんか?

 

というのも、2つとも共通するのは、

 

・最大の損は「0円」になること

・超低確率だが「億」も夢ではない

 

という点であり、

逆に2つの違いは、

 

・「宝くじ」は1年で強制決済だが、

「株」は長期保有することが可能

・「宝くじ」は売買手数料が50%だが、

「株」は売買手数料が1%未満

 

というところだからです。

 

どっちが割の良いギャンブルなのかは

一目瞭然ですよね。

 

ということで、今回は、

「宝くじ」と「株」を

“ギャンブル”という

視点で考えてみました。

 

これについては、先日も紹介した

与沢翼さんの『お金の真理』を

読んで、久々に株について考えた

ので取り上げました。

 

この話以外にも「株式投資」について

新しい気付きがあったので、また別の機会に

ご紹介しますね。

 

桐生 将人

 

参考図書『お金の真理』著:与沢翼、出版:宝島社 (2020/4/23)

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