MENSAの思考

持ち家と賃貸どっちがいいのか論争

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

昔から何度も繰り返される論争があります。

 

その代表格が

「持ち家と賃貸のどっちが良いのか」

というものですね。

 

で、持ち家派の意見としては、

「賃貸だといくらお金を払っても

自分のものにはならない。

持ち家なら最終的には資産

として残る」

というものが大半です。

 

もっともな感じがしますが、

この話にはいくつもの”落ち度”があります。

 

たとえば、

・ローンの支払いが終わる数十年後の

家の価値の下落

・リフォーム費用

・銀行に支払うローンの利息

・頭金に使ったお金の運用機会の損失

といったものです。

 

そう考えると、

「賃貸にかかっている家賃より

ローンの支払いの方が安い」

といった比較はそもそもできませんよね。

 

では、なんでこんな話が一般的に

語られているかというと…

 

「売り手にとって都合が良いから」です。

 

たとえば、

「ローンを組めば借金はありますが、

家賃を払うので同じとも言えます。

 

不動産のローンの支払いと家賃は

単純な価格では比べられません。

 

不動産は価値が残るかわかりませんし、

投資に回した方が儲かるかもしれません。」

なんてことを言われたら、

家を買う気は起きませんよね?

 

トクするかどうかわからないものに、

数千万円の借金をして、

数十年もローンを支払い続ける覚悟が

できる人は少ないと思います^^;

 

だから、不動産屋は、

「家は価値が残るもの」

「今の家賃より安い」

「低金利だからお得」

といった常識を作り上げるわけです。

 

こんな話は至るところに転がっています。

 

問題なのは、”売り手都合の嘘”に騙されて、

自己判断が操作されているということです。

 

そして、こうならないためには

“売り手都合の嘘”を見抜くための

知識が必要です。

 

これからもこのブログでは、

そういった嘘を暴くための

知識を提供できるように

がんばります^^

 

桐生 将人

 

<おまけのコラム>

 

ちなみに桐生は完全なる賃貸派です。

 

単なる偏見ではなくて、一度持ち家を

買って、売却した経験をしたうえで

そう考えています。

 

色んな理由があるのですが、

・社宅による節税ができる

・多額のローンや不動産下落リスクを

オーナー側に負ってもらえる

・地域に縛られることなく、その時期に

最適な生活ができる

といったところが大きな要因です。

 

よく「一生買わないの?」と

聞かれるのですが、即答で、

「一生賃貸がいい」と答えています。笑