こんにちは。
桐生将人(きりゅうまさと)です。
こんな話があります。
「知り合いがお店をやっていて、
どうしても投資して欲しいと
言ったから彼の夢のために
お金を貸してあげたんだ。」
この人にとっては、
「お金を貸したこと=
彼のためにしてあげたこと」
なわけですね。
ですが、この人の友人は
こう言いました。
「でも、彼を楽にしてしまった
ことによって、彼の成長に
繋がったはずの”苦労”を
経験できなくさせてしまった
かもしれないよ。
それって本当に彼のため
だったのかなぁ?」
こういう話って結構ありますよね?
たとえば、桐生の職業上、
一番よく遭遇するのは、
「社員への対応」です。
経営者は、
社員が辞めるときや
労働問題のときに、
社員の要望に従うことが
あります。
そして、社員の望みを満たして
やったと考えるかもしれません。
あるいは、社員が前の会社は
ボーナスがあったとか夏休み
があったと文句を言ってきた
ときに、それに従って、
彼らの望みを満たしてあげた
と思うかもしれません。
大体の場合は、
「早くその面倒から解放されたい」
という理由なのですが…
両方とも一見すると、
「社員想いの社長」
に見えるかもしれません。
ですが、この社員の今後の
成長を考えたとしたら…
経営者として正しい決断を
したのかどうかの判断は
結構難しいです。
なぜなら、その後もその社員は、
行く先々で自分のことを棚に
あげて権利要求を繰り返し、
最終的には行き場を失うかも
しれませんから。
経営者は決断の連続ですし、
どちらも正解とは言えない場面が
たくさんあります。
だからこそ、重要なのは、
「自分にとって後悔しない
決断をする」ということです。
「あのときこうしていれば…」
なんてことが頻繁にあったら、
どんどん決断できなくなって
しまいますからね…。
では、もし、あなたが判断に
迷うことが多いなら、
「自分の判断基準を持つこと」
を意識してみてください。
実は、桐生には、
「独立すること」を
決断したときから、
明確な判断基準があります。
その判断基準とは以下のものです。
「自分の最も大切な人に話した
ときに尊敬される方を選ぶ」
この判断基準で決断をしてきた結果、
今のところ、自分の決断に後悔する
ことがほとんどありません。
もし、あなたが決断に時間がかかったり、
あるいは決断に対する後悔が多いようなら、
まずは「判断基準を明確にする」ことを
試してみてください。
判断基準が見付からないなら、
まずは桐生の判断基準で試してみても
いいかもしれません^^
桐生 将人