※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
こんにちは。
桐生です。
誰かをコントロールしたいと
思ったことはありますか？
人を自由自在にコントロールできたら、
面倒な上司にも悩まされないし、
難しい営業先からもいくらでも
注文を取ることができるし、
恋愛なんかにも困ることが
なくなるかもしれません。
道徳的な問題は置いておけば
ですが、、、＾＾；
そんなわけで今回は、
「人をコントロールする方法」
をお伝えします。
といっても、目的は、
「その方法を知ることで、
あなたがコントロールされない
ようにする」ってことです。
絶対に”悪用厳禁”でお願いします。
早速結論から。
その方法はなにかというと、
「恐怖を感じさせる」
ということです。
え？
恐怖なんか日常でしょっちゅう
感じてるけど、自分はコントロール
されていないよ？
そう思うかもしれませんが、、、
すでにあなたはコントロールされて
いることにすら気付いていない
だけかもしれません。
たとえば、テレビCMでは、
洗剤を売るときに、
まな板に大量の菌がいる
映像を映し出しますよね。
それをみて、視聴者の多くは
恐怖の感情を抱きます。
「うちのまな板にあんな
おぞましい菌が大量にいる
なんて…」といった感じで。
すると、CMがすかさず
こんなことを伝えてきます。
「この洗剤を使うだけで
その菌をすべて殺せますよ！」
と。
そして、視聴者の多くが
気付いたときにはその商品を
買っているわけです。
では、なんでこんな単純な
仕掛けに多くの人が引っかかって
しまうのか？
それは、乱暴に言えば、
「恐怖の感情を抱くとき、
人はバカになる」
からです。
そして、それは人間の本能です。
たとえば、原始時代に天敵に
遭遇してしまい、恐怖を感じた
とします。
そのときに、冷静になって
対策や戦い方を考えていれば
すぐにやられてしまいます。
だから、人は恐怖を感じたときは、
IQを下げて回避行動を取る
（たとえば走って逃げる）
ということがインプットされて
いるわけです。
つまり、
人をコントロールしたいのなら、
恐怖を感じさせて、
その回避行動となる解決策を
目の前にぶら下げれば良い
ということになります。
モノを売りたいなら、
そのモノ自体を解決策にすれば
良いですし、
自分が頼られたいなら、
自分のスキルや存在を解決策に
提示すれば良いです。
と、ここまでは人をコントロール
する方法をお伝えしてきました。
ですが、桐生が伝えたいのは、
「あなたがコントロールされない
ためにはどうすればいいか」
ということでしたね。
その方法は単純です。
「恐怖を感じたら選択せずに、
その感情が過ぎ去るのを待て」
ということです。
これは小さな恐怖でも同じです。
「これは最後の1点です」
と言われたときに、
「もう手に入らなくなるかも」
という恐怖を感じます。
ですが、そういったときに
買ってしまったものを見返して
後から後悔したことがある人も
多いかもしれません。
それもそのはずで、
恐怖の感情を持っているときの
あなたの選択は、
普段の理性的なときのあなたの
選択とはまったく異なるからです。
だから、少しでも恐怖の感情を
感じたら、何もしないことが
重要であるということです。
ちなみに恐怖に敏感な人ほど
こういった戦略は使いやすく
なります。
（鈍感だと気付かぬうちに
操作されてしまいますからね）
要は、ビビリな人間ほど、
対策が打ちやすいという
ことです。
桐生はビビリな人間なので、
得した気分です。笑
桐生 将人
―参考図書：『オーセンティック・コーチング』著：苫米地英人、出版：サイゾー (2022/4/6)
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