※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
こんにちは。
桐生です。
引き続き社労士起業本を
研究していました。
その中で複数の本にこんな話が
書いてありました。
「価格設定をするためには、
欲しい売上を自分の労働時間
で割ることで時給を算出する」
もう少し具体的にします。
たとえば、
・年1000万稼ぎたい
・月に直すと大体85万円稼ぐ
必要がある
・月の労働時間を160時間とする
・85万÷160時間で時給は
約5,313円となる
という感じです。
で、これをどう活用するかというと、
「スポットの相談業務が
1回2時間だとすれば、
5,313円×2時間=10,616円以上
の価格にすれば目標売上に達する
価格設定になる」
ということだそうです。
一見すると納得感があるのですが、
よくよく考えるとこれってかなり
“ズレた考え方”です。
というのも、この価格設定の方法は、
自分ありきの考えだからです。
たとえば、あなたは以下のどちらの
社労士と付き合いたいですか?
・自分の目指している時給が5千円
だからという理由で、2時間で1万円
の相談料を請求してくる社労士
・顧客に10万円の実額の利益を
生み出すコンサルを提供していて、
5万円を請求してくる社労士
単純に考えれば多くの人は後者を
選ぶと思います。
何が言いたいかというと、
価格というのは、自分がどうか
ではなく、顧客に与えた価値に
よって決まるものである
ということです。
それなのに自分が得たい価値に
だけ目を向けて価格設定をしても
相手にとって納得感がないものに
なってしまいます。
さらにいえば、それは、
自分にとっても損をする価格設定
になってしまう可能性すらあります。
(本当はもっと価値があるのに
安売りしてしまうということ)
「自分の求める時給を把握
して時間を無駄にしないよう
にする」ということならいい
のですが、そのまま価格設定
してしまうのは大間違いですよ。
桐生 将人
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