MENSAの思考

FIREしてなにがしたいの?

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

内容を再編集して投稿しております。

 

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

目を惹かれたネット記事が

ありました。

 

それが

「皆、FIRE※してなにがしたいの?」

というものでした。

※FIRE(Financial Independence, Retire Early:経済的に自立して早期退職すること)

 

これは文春オンラインの記事で、

作家の羽田圭介さんにインタビュー

したものです。

 

正直この作家の方はまったく知らない

方だったのですが、タイトルで持って

いかれましたね。

 

それがなぜかというと…

 

桐生自身も常日頃「最近のFIREを目指す人」

に対してそう思っているからです。笑

 

最近、FIREという生き方を

目指している(あるいは興味を

持っている)人が非常に多くなった

印象があります。

 

ですが、その人たちに、

この質問をしたとしたら、

きっと即答できる人って

あまりいないだろうなぁ

と思うのです。

 

その理由は簡単で、

FIREを目指している人の

大多数が手段を目的と

勘違いしてしまっている

からです。

 

どういうことか?

 

FIREを目指そうという人向けの

動画コンテンツやネット記事を

見ればわかりますが、、、

 

その内容はとにかくFIREを

達成するために投資をしようとか、

節約しようとか、副業しようとか、

そういう話が多いのです。

 

要は「いかにFIREを達成するか?」

についての内容ばかりです。

 

ここに強烈な違和感があるのです。

たとえば、旅行が大好きな人が、

365日旅行に行きたいとします。

 

それを達成するためには、

どこでもできる仕事を選ぶとか

経済的に完全に独立するとか

そういったことをしないと

難しいですよね。

 

つまり、以下のようになるわけです。

 

目 的:365日旅行する

手 段:FIREを達成する

 

あるいは、FIREでなくても、

 

手 段:どこでもできる仕事に転職する

 

でも良いですね。

 

ここからわかるのは、

FIREとは何かの目的のための

手段の1つでしかないわけです。

 

それなのに「FIREを目指す」

ということを目的にしてしまったら、

「目的はないのに手段だけを

講じている」ということになって

しまいます。

 

これでは冒頭の質問に答えられる

わけがありません。

 

ちなみに、これは何もFIREだけ

でなく色んなところにある話です。

 

たとえば、

 

「大切なことに時間を使うために

ミニマリストになりました」

 

という人に対して、

 

「大切なことってなんですか?」

 

と聞くと、答えられない人が

多かったりします。

(あるいは、ミニマリストに

ならなくてもできる程度の回答

しか返ってこない)

 

他にも、

 

「年収1億円になりたい!」

 

という人に対して、

 

「毎年何にお金を使うのですか?」

 

と聞いてリストアップさせると、

大体の人は年収1億円を使い切る

ほどリストアップすることは

できません。

 

これらの人の共通点は、

明確な目的がないのに

手段を目的と勘違いして、

ひたすらに手段だけを

講じてしまうということです。

 

当たり前のことですが、

まず目的、そして、

そのための手段です。

 

今あなたが目指しているものは

「手段」ではないですよね?

 

チェックしてみてください^^

 

桐生 将人

引用・参考:「皆、FIREしてなにがしたいの?」「お金ってステロイドと同じ」 羽田圭介が“投資で早期退職”を考える人に伝えたいこと

(2021年07月21日、文春オンライン)

https://bunshun.jp/articles/-/47251

 

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