MENSAの思考

ビジョンに重要なのは○○○

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

普段はあまり話さないような

“ふわっとした内容”をたまには

話したいと思います。

 

あなたはビジョンを持っていますか?

 

わかりやすく言えば「夢」はありますか?

 

こういうことを聞くと、

すごく身近で達成可能なことを

話す経営者が多いです。

 

たとえば、

・年商1億円にしたいです!

・社員を100人にしたいです!

・家族に苦労させない稼ぎが欲しいです!

みたいな話です。

 

一見すると、現実的で、

地に足がついている経営者に

思えるかもしれません。

 

ですが、気をつけないと、

こういった達成可能なビジョンは、

「小さすぎる」が故に

あなたを迷わせてしまうものに

なるかもしれません。

 

起業は旅のようなものです。

 

旅人はそこからスタートするときに、

どこにでも歩いていけます。

 

どこに向かうかは自由です。

 

ですが、どこに向かっても

共通するのは、目の前には

高い山があること。

 

そして、旅人が行きたい先は

山の裏側にあることです。

 

旅人は、意を決して、

歩きはじめました。

 

迷わないように、その山の上に

見えた星を目印にすることにしました。

 

その星は、スタート地点から

はっきりと見える高さにあったからです。

 

その星を目指して毎日歩き続けました。

 

ですが、山のふもとに着いた頃、

すでにその星はほとんど見えなく

なっていました。

 

その星の位置は思ったよりも

低い位置にあったようで、

近付けば近付くほど山に隠れて

見えなくなっていったわけです。

 

山を登り始めて中腹に至った

ところで星の位置はまったく

見えなくなってしまいました。

 

きっと山を下ればまた星の位置

が見つけられます。

 

ですが、せっかく登った山を

また下りたくありません。

 

少し下ったり、登ったりを

繰り返しましたが、どこに

向かっているかわかりません。

 

自分が何のために登っていたか

もわからなくなって、ついには、

歩みを止めてしまいました。

 

さて、この旅人はどうすれば

道に迷わなかったのか?

 

それは、もっと高い位置に

ある星を目印にすれば良かった

ということです。

 

もっと高い位置にある星なら、

山を登っている途中も見失わないで

済んだかもしれません。

 

もちろんそれでも、途中で見えなく

なってしまうかもしれません。

 

ですが、少なくとも先の旅人よりは、

より高い位置まで登れたでしょう。

 

これはたとえ話ですが、

実際の起業においても

同じようなことを聞きます。

 

たとえばこんな話です。

 

独立当初は色んな想いがあったけど、

実際に独立したら食っていかないと

いけないから最初は売上に走った。

 

自分の夢を「稼ぐこと」に

してスタートした。

 

「夢は年収1000万円!」と

意気込んで毎日一生懸命働いた。

 

ふと、気付けば、自分の収入は

年収1000万円に到達していた。

 

欲しいものも大抵買った。

 

生活も苦労していない。

 

そして、こんなことを思うわけです。

 

「もっと仕事をしたい気持ちはある。

だけど、お金のためにがんばってきて、

すでに欲しいものは何もない。

おかしいぞ…。

仕事をする理由が見つからない…。」

 

いわゆるバーンアウト状態です。

 

なぜ、こんなことが起きて

しまったのか?

 

その理由の1つは、

「ビジョンが小さかったから」

です。

 

ビジョンが小さかったから、

それを簡単に達成してしまい、

結果的に迷ってしまったという

ことです。

 

つまり、旅人にとって星の高さが

重要だったように、

経営者にとって重要なのは、

ビジョンの”大きさ”なのです。

 

簡単に達成可能なものを目指すと、

それを達成したあと、どうすれば

いいかわからなくなってしまいます。

 

たとえば、独立当初に大きな

ビジョンを目指しつつ、

その通過点が稼ぐ(食っていく)

ことであれば、お金を稼いだあとも

燃え尽きることはないわけです。

 

ですが、通過点になるようなこと

そのものをビジョンにしてしまうと

逆に自分を苦しめることになりかね

ないということです。

 

桐生もいつも試行錯誤です。

 

「本当に自分が成し遂げたい

ことは何なのか…?」

 

といつも自問自答しています。

 

やることや言うことも

コロコロ変わります。

 

ですが、大きな方向性が

ブレることはありません。

 

それは、

「次世代が夢を持って生きられる

日本を創る」という大きな夢を

持っているからです。

 

もし、今あなたが、

燃え尽き気味だとしたら、

「今のビジョンが小さすぎる

かもしれない」

と考えてみてください。

 

達成できないくらいのビジョン

だから、ずっと追いかけ続ける

ことができるのです^^

 

桐生 将人

 

追伸.

今日こんなネタを書いたのは、

桐生がサラリーマン時代に

ビジョンについて学んだ本の

著者の方とお会いするきっかけを

いただいたからです。

 

久々にビジョンの大切さを

考え直すきっかけになりました^^

 

桐生 将人

 

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

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