マーケティング

スタバが流行らなかった国

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

内容を再編集して投稿しております。

 

こんにちは。

桐生です。

 

スタバって知っていますか?

 

そう、あの若者に人気で

オシャレなコーヒー屋さんの

「スターバックス」のことです。

 

日本でも人気がありますから

「よく行く」という人も多いかも

しれません。

 

スターバックスはアメリカ発祥で、

アメリカはもちろん、イギリス、

フランス、イタリア、スペイン、

韓国等、世界に進出している

人気のコーヒーチェーン店です。

 

日本でも47都道府県のすべてに

店舗があって、鳥取県で県内初の

スターバックスができたときには、

「開店前に1000人が行列した」

というニュースが出るほどでした。

 

そんな出店すれば顧客が殺到する

スターバックスですが…

 

実は、スターバックスが

“撤退を余儀なくされた国”

があることを知っていますか?

 

発展途上国?

超マイナーな国?

言語の壁?

コーヒー文化がなかった?

 

そう思うかもしれませんが、

全然違います。

 

その国は、

誰でも知っている先進国で、

言語は英語が主流であり、

日本以上にコーヒー文化が

根付いていました。

 

はたから見れば、

成功不可避のようにも

見えますよね。

 

ですが、その国では

スターバックスが流行ることは

ありませんでした。

 

その国のスターバックス一号店は、

2000年にオープンしました。

 

それから一時期は、85店舗まで

店舗が拡大したものの、2008年までの

8年間で1億4300万ドルもの赤字を計上し、

61店舗を閉鎖することになりました。

 

そして、2014年には、残り24店舗の

事業を現地の会社に売却したことで、

事実上の撤退を余儀なくされたという

ことです。

 

さて。そろそろ正解を。

 

その国がどこだったのかというと

「オーストラリア」です。

 

では、なぜ、オーストラリアで

スタバが流行らなかったのか?

 

そこには色んな議論があるのですが、

多くの議論の中で共通して語られるのが

「個人経営のカフェの存在」です。

 

オーストラリアには、

個人経営のカフェが多く

存在するそうです。

 

そして、オーストラリアの人たちは、

そういったカフェに通って、

仲の良い店員さんと挨拶をして、

いつものコーヒーを注文して

居心地の良い店内でくつろいで、

決して安くはない質の高いコーヒー豆を

買って帰るわけです。

 

これだけを聞くと、

スターバックスを知っている人からすれば、

「え?それならスタバがめちゃくちゃ

ヒットしそうなのに…」

と思うかもしれません。

 

というのも、

スターバックスの特長といえば、

「サードプレイス」という考えのもと、

チェーン店にはない居心地の良さや

親しみやすさを提供し、決して安くは

ないけれど質の良いコーヒー豆を

販売しているからです。

 

他のカフェチェーンでは、

なるべく居心地を悪くして、

機械的に接客をして、

回転率をあげることで収益性を

高めようとするところ、

居心地の良さを提供することで

差別化をしたわけです。

 

では、一見すると、

オーストラリアにマッチしそうな

スターバックスが流行らなかった

のはなぜなのか?

 

それは、個人経営のカフェが

スターバックスのできないレベルで

それらの価値を提供していたからです。

 

スターバックスは、大手企業ですから、

さまざまな制約があります。

 

居心地の良さや親しみやすさを

感じるといっても、

「他のチェーン店と比べれば良い」

というレベルだったわけです。

 

たとえば、常連さんに合わせた

椅子や机の高さを用意したり、

名前で呼び合って挨拶したり、

その人が前から飲みたいと言っていた

特定のコーヒー豆を仕入れたり、

何10年も同じ店員さんと付き合う

なんてことはできませんよね。

 

個人経営のカフェ店であれば、

こういったレベルのサービスを

提供できるわけです。

 

つまり、オーストラリアの人たちからすると、

「スターバックスは自分たちの行きつけの

個人経営のカフェの劣化版でしかなかった」

ということです。

 

桐生は、こういった話を聞くと、

改めて実感することがあります。

 

それは、

「スモールビジネスには、

大手には真似できない

スモールビジネスならではの

価値がある」

ということです。

 

桐生は士業として独立して

1000万円を稼ぐための講座を

開催しています。

 

そこでよくお伝えするのが、

「1000万円未満だからこそ

できる強みや営業方法がある」

ということです。

 

なかなか稼げない士業の方や

起業してから数年がんばっても

年商1000万円を超えられない

レベルの士業の方と話をしていると、

ある共通の考えを持っていることに

気付きます。

 

それが何かというと、

「経験の長い先輩士業や

有名な大手の士業事務所と

比べて自分は単純に劣っている」

という考えです。

 

こういう方の共通点として、

自分の現状を隠すために、

売上ゼロの段階から

スモールオフィスを賃貸したり、

固定電話に余計なお金を払ったり、

1人事務所であることを隠そうと

したりします。

 

そして、当然のように、

大手事務所をベンチマークにして、

・事務所を大きくしよう

・立派なシステムを導入しよう

・人を増やそう

ということを目指します。

 

ですが、そんなことをしても、

いつまでも大手の事務所の劣化版

でしかないということです。

 

桐生は、士業にも

「スモールだからこその良さ」

がたくさんあると考えています。

 

たとえば、

代表が1人でやっている士業事務所は、

相談も手続きも給与計算もすべてを

代表が行ってくれます。

 

そして、代表がそのすべてを把握して

いるからこそ、タイムリーかつ

効果的な提案ができるといえます。

 

これが大手のように、

相談、手続き、給与計算が分業されていたり、

なんなら、手続きすらも細分化されていたら

どんどんタイムリーな提案ができなくなって

しまいます。

 

これは机上の空論ではなく、

桐生自身の経験談でもあります。

 

桐生も当初は少数精鋭にこだわっていた

のですが、一時期、組織化を考えて

10人規模まで人を増やしたことがあります。

 

その後に、考え直して、

再度少数精鋭に舵を切ったのですが、

そのときに分業していた業務を一旦

自分に集約することにしました。

 

そのときに、気付いたのが、

「全体を把握しているからこそ

気付けることがある」

ということです。

 

たとえば、あるクライアントの

給与計算を自分でやってみて、

明らかにもっとお互いに効率的に

運営できることがわかりました。

 

他にも、あるクライアントの

労働条件通知書を作っていて、

そのクライアントの業務を効率化

できることに気付きました。

 

当然、すぐに提案をしたのですが…

 

こういった個々のクライアントに

とって固有に価値のある提案は、

全体を把握していないとなかなか

気付くことができないのです。

 

というのも、そういった提案は、

専門家だから気付けるものであって、

経営者側から「こういうのできる?」

と聞いてくれるものではないからです。

 

分業をすれば、大体の場合、

代表は相手からきた相談に回答する

だけになっていきます。

 

そういう状況になると、

“相手すら気付いていない価値を

届ける”ことは難しくなるという

ことです。

 

と、そう考えたからこそ、

桐生は少数精鋭に再度舵を切った

のですけどね…。笑

 

ですが、それだけではありません。

 

桐生も、未経験で自宅兼事務所から

1人事務所でスタートしました。

 

その後に、

1年で年商1000万円、3年で3000万、

5年目には年商1億円を達成したり、

組織化を目指したりといった紆余曲折を経て、

現在まる9年が経っています。

 

そして、それぞれのステージで

行ってきたサービスの中には、

「そのときにしかできなかったこと」

がたくさんあるのです。

 

特に、今振り返っても、

「駆け出しの頃」とか

「年商1000万円未満」の段階

だからこそできたことは

たくさんあると考えています。

 

(そういったノウハウについて

興味がある方はぜひ講座で学んで

ほしいのですが…。笑)

 

もちろん大手の良さもあります。

 

均一化されたサービスが

提供されると思いますし、

フォローの体制も手厚いかも

しれません。

 

なにより、人数が多ければ、

担当者が事故や病気で倒れたとしても、

急にサービスが止まってしまう

リスクは低いでしょう。

(1人事務所で代表が倒れたら

急にサービスが止まりますからね^^;)

 

ですが、ないものねだりを

していても意味がありません。

 

オーストラリアの個人経営のカフェは、

大手の真似ごとをするのではなく、

“自分だからこそできる価値”を追求した

ことで、大手すらも打ち負かしてしまい

ました。

 

あなたも自分のライバルに

負けている部分にフォーカスして

自分を卑下するのではなく、

自分の今の立場だからこそできる

ことにフォーカスしてくださいね。

 

その部分を突き詰めることが

ライバルを打ち負かす近道です。

 

桐生 将人

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