MENSAの思考

上手な「悪口」の言い方

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

内容を再編集して投稿しております。

 

こんにちは。

桐生です。

 

あなたは「人の悪口」を言いますか?

 

あるいは、

 

誰かに対して批判的な発言を

することはありますか?

 

『桐生さん、何言っているんですか!

人のことを悪く言ったら嫌われますよ!』

 

そうですよね。

人のことを悪く言ったら自分が

批判されるかもしれません。

 

そう考えると、悪口を言うことは、

「自分の身を危険に晒す行為」

と言えるかもしれません。

 

ですが、不思議ですよね。

 

世の中には、悪口も含めて

「物事をハッキリ言う」ことで

人気が出ている人たちがいます。

 

誰とは言いませんが…^^;

 

きっと、自分では言えないことを

言ってくれるので、スカッとした

気分になれるのかもしれません。

 

ですが、これって結構困った

ことですよね。

 

当たり障りのないことだけを

言っていれば、人から攻撃を

されないものの、注目を集める

ことは難しい。

 

逆に、ときには悪口ととらえられる

くらいハッキリと物事を言えば、

注目を集めることができるかも

しれませんが、自分も攻撃を受ける

かもしれない。

 

なんとも悩ましい問題です。

 

ただ、あなたが起業を志したり、

営業職等でトップ成績を狙うのなら、

「ハッキリ発言する」のは1つの手段に

なってきます。

 

当たり障りのない発言だけをしていても、

大勢のライバルの中から自分を見つけて

もらうことは難しいからです。

 

ですが、ハッキリ発言することは、

相手を傷つける可能性もあります。

 

悪口を言ったつもりがなくても、

相手にとっては「悪口を言われた」

と思われてしまうかもしれません。

 

では、どうすれば、

そういった相手からの攻撃を

うまく回避しながら、物事を

ハッキリと言うことができるのか?

 

一つの解決策は、

「言葉に二重の意味を入れる」

ということです。

 

たとえば、

自分が独立した頃にその事業における

経験があまりない状態だったとします。

(大体はそうですよね)

 

そうなると、ライバルたちは、

自分よりも「経験年数が長い」

というアドバンテージを持っている

わけです。

 

では、そのアドバンテージを

崩したいと思ったときに、

「重要なのは、自分の強みを通して

どういう貢献ができるかなのに、

“経験年数”なんかを自慢している

老害に価値はないですよね。」

なんて言ったらめちゃくちゃ

叩かれそうですよね^^;

 

では、これを”二重の意味”で

とらえられる表現に変えてみます。

 

たとえば、こんな感じです。

 

「僕らの仕事で重要なのは

自分の強みを活かしてクライアントに

価値貢献をすることですが、

多くのベテランたちは自分の最大の強み

として”経験年数”を語ります。

きっと深い意味があると思うのですが、

話が深すぎて僕には理解できません^^;」

 

どうでしょう?

 

パッと読んでみて、

「前の文章と同じ印象(イライラさせる)

しか与えない」と思った方もいると

思います。

 

逆に、

「これなら、”深い意味がある”

ってところでリスペクトを感じる」

と思った方もいるかもしれません。

 

この文章では、

「経験年数が物を言うということは

経験者しかわからない深い意味がある」

というリスペクト的な内容と、

「経験年数以外に語れる強みがない」

という攻撃的な内容を伝えています。

 

わかる人には悪口に聞こえますが、

わからない人には伝わりません。

 

さらに言えば、

「悪口を言われた!」と指摘されても、

「そんな意味で言っていない!」という

反論ができるわけです。

 

このようにハッキリ言うときは、

単にストレートに伝えるのではなく、

二重の意味を入れて逃げ場を用意する

ことが重要なのです。

 

ちなみに、こういった二重の意味を

含ませた言葉遣いは京都の人が得意

らしいです。

 

進化心理学的発想になりますが、

京都は過去に日本の中心でしたから、

そのときの権力者を称賛しつつ、

そのライバルに対しては悪口を

言わなければならないときもあった

はずです。

 

ですが、もし、戦乱の中で

急にその権力者の勢力図が

逆転してしまったらどうなるか?

 

「あのとき、お前は俺のことを

悪く言っていたな!追放だー!」

なんてことになりかねないわけです。

 

だから、京都の人は、常に言葉の中に

二重の意味を含めるようにしなければ

ならなかったということです。

 

ときに悪口を言わなければならないときも、

一方の意味では悪口に聞こえつつ、

もう一方の意味では悪口には聞こえない

ような言葉選びが必要だったということです。

 

そして、そういった言葉選びができる人の

子孫だけが生き残っているわけですから、

現代の京都の人も、二重の意味を含ませた

言葉選びが得意だということです。

 

なんとなく納得感がありますよね。笑

 

そんなわけで今回は以下の本からの

学びの共有でした^^

―引用・参考:『エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術』著:中野 信子、出版:日経BP (2023/5/3)

 

桐生 将人

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