MENSAの思考

元気なうちに「死にかた」を決めておく

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

内容を再編集して投稿しております。

 

こんにちは。

桐生です。

 

先日、生命保険を見直しました。

 

具体的には法人保険から個人保険に

変えました。

 

『え?桐生さん!

それじゃあ節税できませんよ!』

 

そう言われそうですが…

 

保険には節税以上に大切な要素が

あると気付いたから変更しました。

 

まぁ…この話題は今度お話します。笑

 

さて。

 

多くの人は、生命保険に入っている

と思います。

 

生命保険の世帯加入率は約90%

ですからね。

 

つまり、多くの人は元気なうちに

「死んだあとのこと」を考えている

ということです。

(生命保険は元気じゃないと

そもそも加入できませんからね)

 

ですが、意外と考えていないのが、

「死にかた」です。

 

たとえば、あなたは以下のことを

決めていますか?

 

・がんになったら抗がん剤を打つ?

・自分で食事を取れなくなったら

胃瘻はする?

・寝たきりになったときは

呼吸器をつける?

 

実際はもっと色んなパターンが

あると思います。

 

ですが、こういった死ぬ間際に

おける「死にかた」を事前に

決めている人は少ない気がします。

 

これは非常に危険なことです。

 

たとえば、なにかを判断するとき、

・いつもの心地よい自宅の一室で

リラックスしている状態で判断するのと、

・目の前に今にも飛びかかりそうな

猛獣がいる状態でなにかを判断するのと、

どちらが冷静で正しい判断ができる

と思いますか?

 

当然、前者ですよね。

 

要は、人間は危機的状況になると、

IQが下がるのです。

 

そして、その下がったIQでなにかを

判断したら、正しい判断に行き着け

ない可能性が高いですよね。

 

それなのに、多くの人が、

死ぬ間際という超危機的な状況に

なるまで、その重要な決断を保留

しているということです。

 

これ、やばいですよね。

 

だからこそ、IQを高く保てている

平常時に「死にかけ」という危機的な

状況のときの決断を先にしておくことが

大切だということです。

 

たとえば、死ぬ間際になると

本能的に「とにかく生きよう」と思って

しまって、なんでもかんでも言われるが

ままに薬や治療に手を出してしまうかも

しれません。

 

ですが、冷静なときに考えると、

・動くこともできずめちゃくちゃ

苦しんでまで延命されたいとは

思わない

・家族に迷惑をかけるような状態に

なるなら延命は不要である

といった意見になる人もいるかも

しれません。

 

他にも単純に

「苦しまないで死ねるのがいい」

という人もいると思います。

 

実は「延命」というのは

種類によっては非常に苦しい

ものもあるそうです。

 

たとえば、死ぬ間際になると、

食事をとれなくなる人が増えますが、

「元気を出すためには水分を…」

ということで点滴等で無理やり

水分補給をすることがあるようです。

 

ですが、これをすると、

患者は溺れているような状況に

なってしまい、逆に苦しくなって

しまうそうです。

 

ちなみに、

この「死ぬ間際と苦しみ」の関係に

ついては、オランダにおける興味深い

調査があります。

 

//////////////

・平均年齢85歳、178人の重度認知症患者へ

人工的な水分、栄養補給をしないと決めた後、

不快感のレベルがどうなっていくかの推移を

測定し、亡くなるまでの記録を取った。

・生存期間2日以内、5日以内、9日以内の

いずれかのグループでも長くなるにつれて

不快感のレベルは下がった

・最大で42日まで生きた人も低いままキープされた

//////////////

 

つまり、

「死ぬまで何もしないほうがつらくない」

ということです。

 

死については、人の「死生観」による

ところが多いので”こっちが正しい”

というものはありません。

 

ですが、自分としての正しい判断を

するためにも、「死にかた」を

元気なうちに決めておくということを

ぜひ心に留めておいて欲しいです。

 

ちなみに、今回の話はビジネスに

おいても同じことが言えます。

 

トラブルが起きて、

感情が揺さぶられている状態で

どうするかを判断していたら、

低くなったIQで物事を判断する

ことになってしまいます。

 

だからこそ、ビジネスにおいても

あらゆるトラブルを想定したうえで、

平常時にどう行動するかを決めておく

ことが重要だということです。

 

もちろん、すべてを想定することは

できないと思いますが、

“すべてが想定外”よりはよっぽど

いいですよね。

 

桐生 将人

参考図書:『どうせ死ぬんだから 好きなことだけやって寿命を使いきる』著:和田秀樹、出版:SBクリエイティブ (2023/3/4)

-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

★資格起業ラボ 第3期★

-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

資格起業ラボ 第3期が

スタートしました!

第1期はわずか3カ月の

募集としましたが、

すでに成果をあげている

ラボメンバーがどんどん

出てきています^^

 

・入会後1カ月で過去最高額の

顧問料を達成

・入会後1カ月で顧問契約3件獲得

・独立してすぐに月5万円の

顧問契約を獲得

・100万円のコンサル契約獲得

 

あなたも資格起業で

まずは年1000万円を稼いで

経済的自由と時間的自由の

両方を手に入れませんか?

 

↓今すぐチェックしてください↓