※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
こんにちは。
桐生です。
桐生は人をコントロールする系の話が
大好きです。笑
過去にもそういった系統の本は
かなりの数を読んできました。
今回は、そんな桐生が過去に
学んできたテクニックの中から、
家庭・恋愛・ビジネスといった
あらゆる場面で使える汎用性の
高いテクニックを紹介したいと
思います。
かなり使えるからこそ、
「悪用厳禁」でお願いします。
では、早速。
まずは一緒に想像して
みてください。
あなたに小さな子供が
いたとします。
遊びたい盛りの子供で、
体力が有り余っています。
ですが、さすがにもう
21時をまわっていて、
そろそろ寝る時間です。
あなたが子供に
「そろそろ寝る時間だよ」
と伝えたところ、
予想通りの答えが
返ってきました。
『いやだよ！
もっと遊びたいよ！
眠くないもん！』
あなたは必死に子供を
説き伏せようとします。
「遊びたいのはわかるよ。
でもね、寝ないと大きく
なれないよ。
また、明日も遊べるんだから
今日は寝ようよ。」
ですが、子供は聞きません。
『別に大きくなれなくても
いいもん！
今日遊びたいんだもん！』
さて、ここで質問です。
この子供を寝かせるための
テクニックとして、
“ある選択肢を出す”という
方法があります。
どういう選択肢を出せば
良いと思いますか？
…
………
……………
そろそろ考えつきました？
では、正解（といっても一例）を。
それは、
「一緒に本を読んでから
寝るのがいい？
それとも一緒にもう10分
遊んでから寝るのがいい？」
というものです。
要は、
寝るというゴールは
共通させて、
それとは別の部分に
選択肢を作るという
ことです。
これのポイントは、
・相手の「選択」の権利を
奪っていないこと
・ゴール以外のところで
選択肢を提供すること
の2つです。
人は、自由を奪われるのが
嫌いです。
なので、選択肢から自分で
選びたいと思っています。
だから、あなたがいくら
「寝る」を選択させたいとしても
「寝る」を強制すれば、
摩擦が生じるわけです。
では、ここで選択を
ズラしてみます。
当初の選択肢は
「寝る」or「寝ない」
というものでした。
ここを自分で決めたいと
思っていたわけです。
ですが、それを、
「本を読んで寝る」or
「もう10分一緒に遊んで寝る」
の選択肢に変えたら
どうでしょう？
不思議なことに、
当初の選択はなくなって
いるのに、別の選択が
できる状況になっています。
冷静に考えれば、
さらに「寝ない」という
選択肢もあるはずですが、
人間は選択肢を出されると
その中から選んでしまう
ものです。
これはなんとなくわかると
思います。
たとえば、あなたも
レストランに行ったら
メニューに出されたものから
選びますよね？
「このメニューがあるという
ことはこの食材があるはずだから
理論上この料理もできるはず…」
なんてことを考えたりしませんよね？
人は面倒くさがりなのです。
選択肢がないよりあった方が
選びやすいし、
選択肢が多いより少ない方が
決定しやすいのです。
だから、相手をコントロール
するために重要なのは
「選択肢を操作する」こと
だということです。
実際に、今回の方法は
子供に対してもよく使われる
そうです。
ですが、このテクニックは
子供向けということではなく、
恋愛、ビジネス、マネジメントの
場面でもかなり有効です。
繰り返しになりますが、
悪用厳禁でお願いします。
桐生 将人
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