MENSAの思考

「お酒をコントローできている」の嘘

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

内容を再編集して投稿しております。

 

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

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「お酒をコントローできている」の嘘

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こういうことを言うと、

 

「僕はお酒は飲んでも飲まなくてもいいし、

家でもほとんど飲まないしね。

お酒の量はコントロールできるからね。」

 

という人がいます。

 

あるいは、逆に、

 

「僕はお酒大好きだし、

何回も飲みすぎて具合が悪くなってるけど、

それも含めて楽しいから絶対やめたくない!

飲み過ぎで身体に悪かろうが、

具合が悪くなって人に迷惑かけようが、

これからもお酒を飲むのはやめないぜ!」

 

という人もいます。笑

 

さて、では質問ですが、

あなたはこの二人のどちらが

「お酒とうまく付き合えていない」と

思いますか?

 

僕の答えとしては、

「前者の方がお酒をコントロールできていないし、

お酒とうまく付き合えていない」です。

 

多くの人は、

「え?どう考えても後者の方が

飲んだくれでお酒に振り回されてる人

でしょ?」

と思ったかもしれません。

 

ですが、こういった

「どう考えてもこっちが正解でしょ」

と思われる質問は、

「名詞」を変えることで違った真実が

見えてくることがあります。

 

今回はこの体験を一緒に

してもらいたいと思います。

 

では早速、アレン・カー氏の「禁酒セラピー」を

参考に、お酒を「人参」に変えてみましょう。

 

まず、前者から。

 

「僕は人参は食べても食べなくてもいいし、

家でもほとんど食べないしね。

人参を食べる量はコントロールできるからね。」

あれ?先程まではお酒をコントロールできている人

のように見えましたが…

 

なんか、人参にコンプレックスを感じまくって、

必死に自分が人参をコントロールできている

ことをアピールしているように見えますね^^;

 

そもそもコントロールしなくてはならない対象と

認識していて、コントロールが本当にできるなら

やめればいいのですから…。

 

では、後者。

 

「僕は人参大好きだし、

何回も食べすぎて具合が悪くなってるけど、

それも含めて楽しいから絶対やめたくない!

食べ過ぎで身体に悪かろうが、

具合が悪くなって人に迷惑かけようが、

これからも人参を食べるのはやめないぜ!」

 

どうでしょう?

 

自分は人参の食べ過ぎで具合悪くなるのも、

色んな問題があるのも全部知ったうえで、

さらにコントロールできないことも知ったうえで、

それでも「食べる!」と選択していますね。

 

このように名詞を変えてみると、

 

前者は、「自分がコントロールできてい

ないことも気付けていない人」であり、

 

後者は、「自分がコントロールできない

ことを知ったうえで楽しんでいる人」

ということがわかると思います。

 

あなたがなんとなく信じていることも

名詞を変えてみると別の真実が

見えてくることもあります。

 

言葉遊びだと思って名詞を変えてみたら

面白いことに気付くかもしれませんよ^^

 

桐生 将人

 

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