※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
こんにちは。
桐生です。
「逃げちゃダメだ、
逃げちゃダメだ、
逃げちゃダメだ、
逃げちゃダメだ、
逃げちゃダメだ…！」
このセリフでピンとくる方は、
桐生と同世代かもしれません。笑
そう、新世紀エヴァンゲリオンの
主人公「碇シンジ」の名セリフの
一つですよね。
ですが、もし、あなたが
エヴァンゲリオンを大好きな人だと
しても、あまりこの言葉を使わない
ほうが良いです。
その理由は、
「人の脳が否定系を
理解できないから」
です。
今回の話に関連した
有名な実験として、
「シロクマ実験」
というものがあります。
あなたにも試して
ほしいのですが…
///////////
「シロクマ」ってわかりますか？
そうです。
あの北極なんかにいる
白いクマです。
水族館とかでも見たことが
ある人も多いかもしれません。
では、
そのシロクマを今から絶対に
想像しないようにしてください。
絶対にシロクマを想像しないで
くださいね？
あの北極の雪原を歩いている
シロクマを想像しないでください。
動物園で水の中を泳いで楽しそうに
遊んでいるシロクマを想像しないで
ください。
もっと必死に
「シロクマを想像しない」
と自分の中で唱えてください。
少なくとも10回くらい唱えて、
シロクマを想像しないように
してください。
///////////
…どうです？
おそらくシロクマを想像しない
ようにすればするほど、
シロクマが思い浮かんで
しまったかもしれません。
こんな感じで人の脳は、
否定系であることを無視して、
否定形の前の言葉を強化して
しまう傾向があるということです。
このように考えると、
碇シンジくんは、
「逃げちゃダメだ」と唱えて
自分を奮い立たせたはずが、
逆に「逃げる」というところを
強化してしまったといえるのです。
では、逃げないことためには
どうすれば良かったのか？
それは、
「立ち向かう！」
「戦う！」
「勝つ！」
みたいな言葉を唱えれば
良かったということです。
自分に何かを唱えるときは、
「○○＋否定形」ではなく、
最初から肯定形を使いましょう
ってことですね。
桐生自身も皮肉っぽく
「嫌いじゃない」という
言葉を使ってしまうことが
あるので、これからは
シンプルに「好き」って
言おうと思います。笑
桐生 将人
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