※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
こんにちは。
桐生です。
あなたが大切なお金を支払ったのに、
相手が「しっかりとした対応」をして
くれなかったとしたらどう思いますか?
「こっちはカネ払ったんだから
しっかりやれよ!」
…とまでは言わないにしても
腹立たしく思いますよね。
「自分は”お金を支払う”という
義務を果たしたのだから、
あなたも自分の義務を果たせよ!」
というわけです。
もっともな話ですよね。
ですが、この話には根本的な
間違いがあるかもしれません。
それは何かというと…
その人はあなたの求めるサービスを
「やらなかった」のではなく
「やれなかった」だけである
ということです。
桐生は以前に知り合いの飲食店で
特別な料理を作ってもらって、
非常にがっかりした経験をした
ことがあります。
発端は、桐生がその知り合いの
お店で、ある有名店に行った話を
したことでした。
その際に、そのお店の店主が
「あのお店はブランド料が乗りすぎ」
「もっと良い食材を用意できる」
ということを言ったのです。
桐生としては、その有名店自体が
好きなわけではなかったので、
「それなら同じ金額を払うから
ぜひ特別な料理をお願いしたい」
とお伝えしました。
結果はどうだったか?
残念ながら、出てきた料理は、
まったく有名店のレベルに達して
いませんでした。
そこで気付いたのは、
お金をいくら積まれても
能力が足りていなければ、
そのクオリティのサービスを
提供することはできない
ということです。
これって、当たり前の話です。
もっと話を簡単にしてみましょう。
あなたが1億円を払われても、
100メートルを9秒台で走る
ことはできませんよね?
ですが、ウサインボルトに
1億円を払えば、(もしかしたら)
コンディションを調整して
100メートルを9秒台で走る姿を
見せてくれるかもしれません。
ここには大きな違いがあります。
前者は「やれない」のであって、
後者は「やれるけど、やらないこと
もできる」ということです。
つまり、お金の問題は、
後者の人にしか生じません。
そもそも、その人にあなたを満足
させるサービスを提供できる能力が
なければ、いくらあなたが多額の
お金を払っても、そのサービスを
受けることができないということです。
さて、話を戻します。
「カネを払ったんだからやれよ!」
という人は、お金を払ったのだから
自分の満足するサービスを提供しろ
と言っているわけです。
そして、その前提は、相手があなたを
満足させるサービスを提供する能力が
あるということです。
ですが、実際は、その人があなたの
満足するサービスを提供できるかどうか
はやってみなければわかりません。
だから、もし、あなたが自分の満足の
いくサービスを求めるのであれば、
まずは「いくら払うか」ではなく、
「その能力があるのか」を見極める
必要があるということです。
そして、やれる能力があるのなら、
「やってもらうための金額」を
払ったうえで、ちゃんと払ったの
だからしっかりやってください!
と主張すればいいのです。
その能力を見極めることなく、
「カネ払ったんだからやれよ!」
といっても何も解決しないという
ことですね。
さて、あなたは、今、不満を
感じているサービス提供者が
いますか?
それは自分の払っている金額では
なく、そもそも相手の能力の問題
かもしれません。
桐生 将人
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