起業

成功例や失敗例から学んではならない

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

内容を再編集して投稿しております。

 

こんにちは。

桐生です。

 

経営者の成功話や失敗話を

聞くのって楽しいですよね。

 

桐生も「しくじり先生」とか

大好きです。笑

 

ですが、もし、あなたが事業を

成功させるために学ぼうとして

いるのなら、、、

 

気を付けた方が良いです。

 

なぜならそこには「努力」以外に

「運」という要素が関係している

からです。

 

ある調査で、ベンチャー起業家の

8割程度は自分の努力や実力を成功

要因として答えているようです。

 

ですが、本当に努力だけで

成功することができるのか?

 

こんな話があります。

 

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・宝くじの当選確率は100万分の1である

・ビル・ゲイツがパソコンと出会うきっかけ

になった学校に通うことになった確率も

100万分の1である

―引用・参考(p.39)『サイコロジー・オブ・マネー――一生お金に困らない「富」のマインドセット』著:モーガン・ハウセル、出版:ダイヤモンド社; 第1版 (2021/12/7)

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つまり、とんでもない成功者

であるビル・ゲイツすらも

最初のきっかけは「運」が

関係していたと言えるのです。

 

それなのに、多くの人は、

「運」の要素を軽視します。

 

というよりも、

「運によって成功した」

と言われてしまったら

再現性がないですから

「信じたくない」

というのが本音かも

しれませんね^^;

 

ですが、実際、この世の中には

 

・超優秀だったのに不運に

よって失敗してしまった人

・無謀なことを繰り返したけれど、

運良く成功した人

 

がいるわけです。

 

そして、成功法則として書籍になる

のは後者の方ですよね。

 

さらにいえば、

この運だけで成功した人が、

「自分は努力によって成功した」

と勘違いして、成功法則を語って

いるとしたら…とんでもない

ズレた成功法則が出回ることに

なるわけです^^;

 

だからこそ、あなたがもし、

成功法則から学ぶのであれば、

個別具体的な成功法則や失敗

事例から学んではなりません。

 

重要なのはそれらを抽象化して

成功の要素だけを抜き取ること

です。

 

たとえば、何かの売り文句や

キャッチコピーを開発したこと

で成功した人がいたとします。

 

それを個別具体的にそっくり

真似しても、商品の違い、

売り手のキャラやポジション、

タイミング等によって同じ成果

が出ない可能性は高いです。

 

同じような成果を出したいなら、

その言葉の構成要素を抽出したり、

そもそもそういった発想ができる

ようになるためにマーケティング

やコピーライティングのスキルを

学ぶことに取り組むことが重要だ

ということです。

 

そのまま真似するのは楽ですが、

結果的に遠回りになってしまう

可能性があります。

 

物事を抽象化して見るのは

訓練が必要です。

 

書籍を読むときもなるべく

抽象化して考えるようにする

習慣を持つと良いですね^^

(桐生もよくやってます)

 

桐生 将人

 

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