※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
こんにちは。
桐生将人（きりゅうまさと）です。
先日のブログでは、
ここ10年～20年で急速に増えている
「現代に蔓延する暴力」について
お伝えしました。
少しおさらいすると、それは、
・「仲間外れ」にされることで
人の脳は殴られた場合と同じ
箇所が活性化される
・この反応は当初の人間関係の
濃さやその人の性格に左右され
ないことがわかっている
・ここ10年～20年で急速に人間
関係は緩い関係となっている
ので、急に「仲間外れ」になる
機会も増えているかもしれない
ということです。
で、今回は、こういった
「暴力」が蔓延する世紀末の
ような世界にどう対抗するか…
それについてお伝えします。
「仲間外れ」への対抗策として
パッと思い浮かぶのは、単純に
「仲間外れにならないようにする」
ということだと思います。
たとえば、あなたが付き合う人が
気持ちよく過ごせるように、
“あらゆることを相手に合わせる”
ということが挙げられるかも
しれません。
要は「八方美人になる」
ということですね。
ですが、その戦略は近い将来、
難しくなるかもしれません。
というのも、現在は”多様性”が
受け入れられている社会です。
要は、一人ひとりが自分らしい
個性を持って良い社会です。
さらに、その”多様性”は、
「自分らしく生きる」という
価値観の拡がりによって、
急速に加速しています。
こういった社会において
「八方美人になる」という
ことは、一人ひとり異なる
相手の個性に自分を合わせ
続けないといけないという
ことです。
そして、その数は急速に増えて
いるわけですから、いずれは、
対応できなくなってボコボコに
殴れる（仲間外れになる）こと
が予想できます。
では、この「暴力」に対する
対抗策はないのか？というと…
こう考えてみてはどうでしょう。
「殴られることは仕方ない。
心の支えを持って生き延びる。」
仕事で嫌なことがあっても、
愚痴を聞いてくれる仲間や
ストレス発散するための趣味
なんかがあれば立ち直ること
ができますよね。
それと同じで、暴力が避けられ
なくても立ち直れるように、
「心の支え」を用意しよう
ということです。
では、この暴力に対抗する
「心の支え」とは何か？
それは、
「絶対に裏切らない人間関係」
です。
絶対に…というのは
難しいと思いますが、
「常に離れにくい深い関係」
と考えてください。
どんなに「仲間外れ」に
されたとしても、決して
裏切られない関係があれば、
立ち直ることができるという
ことですね。
こういう話をすると、
多くの人にとって思い浮かぶ
のは「家族」かもしれませんね。
一般的な家庭であれば、
家族の成功は家族全体の
成功に繋がるので、
妬むこともありませんし、
急に仲間外れになることも
ないでしょう。
実際に、統計数理研究所の
日本人の国民性調査によると、
「一番大切なものは家族」
という答えが最大で、
2008年は45％、2013年は44％
となっています。
億万長者の実態を調査した
トマス・J・スタンリー氏の
有名な書籍である
「となりの億万長者」にも、
億万長者の大多数が結婚を
していて、家庭生活が円満
であることが語られていました。
もしかしたら億万長者は、
こういった現在の人間関係の
対策として「家族」が重要で
あることに気付いたのかも
しれませんね。
ということで、、、
現代に蔓延する暴力への対抗策
の1つは「円満な家庭を築く」
ということでした。
で、こういったときに、
「家族なんかいなくても
絶対に裏切らない親友が
いるからいいんだ」
という人がいます。
ですが、そういった人は
要注意です。
というのも、
その親友に家族ができた場合に、
状況が変わってしまう可能性が
あるからです。
すでにお伝えしたとおり、
「一番大切なのは家族」
と考えている人は全体の
半数程度を占めています。
つまり、あなたの親友が
結婚した場合、約50％の確率
であなたは親友と親友の家族
の輪から「仲間外れ」にされる
可能性があるといえます。
そのリスクを考えた場合、
やはり「親友」を「心の支え」
とするのは難しいと言わざるを
得ません。
もちろん結婚するしないは
個人の自由です。
「現代を生き抜くために
今すぐに結婚しろ！」
なんていうつもりも
ありません＾＾；
ですが、現代に蔓延する
暴力の対抗策として、
「円満な家庭」というのは
最強の防御策の一つです。
「結婚自体したくない」
ではなく
「親友がいるから
結婚しなくていい」
と考えているなら、
再考しても良いかも
しれませんね＾＾
桐生 将人
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