MENSAの思考

和牛が今となっては最高級となった話

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

内容を再編集して投稿しております。

 

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

戦後、日本の経済発展は著しく、

やがて諸外国から少し遅れて

日本でも多くの牛肉が食べられる

ようになりました。

 

当時は、アメリカからの輸入牛肉

が中心でしたが、ある日本人が

立ち上がります。

 

「世界と戦える”国産の牛肉”

を作ろう!」

 

ただ、国産の牛肉には

致命的な問題がありました。

 

それは国土の広さです。

 

日本はアメリカと比べて

1/26の広さしかありません。

 

牛は大きい生き物ですから、

満足な数を飼育することが

現実的にできません。

 

少しでもたくさんの牛を

飼育しようとしたところ、

牛をギュウギュウに押し

込むことになってしまい

ました。

 

その結果、牛は運動不足で

ぶくぶく太ってしまって、

アメリカの肉肉しい牛肉と

違って脂だらけのぶよぶよ

の牛肉ができてしまいました。

 

その後、オーストラリアが

アメリカに続いて牛肉界に

殴り込みをかけます。

 

オーストラリアはアメリカ

並の国土の広さを利用して

オージビーフブランドで

日本への輸出を進めました。

 

やはり牛肉には国土の広さ

が重要で、日本にはそもそも

向かないのか…

 

そう思いましたが、

彼は諦めませんでした。

 

そして、こんな発想をしたのです。

 

「逆に、このたくさんある脂が

美味しくなるようにしたらどうか?」

 

そこから彼の研究は続き、

ついには「脂が美味しい肉」

というものができあがりました。

 

そして、ご存知、

現在にいたっては、

世界一と言われる

サシのきれいに入った

脂がとろける「和牛」

ブランドができあがった

わけです。

 

…とまぁ、これは桐生の

想像上のストーリーです。

 

すみません…。

 

実は先日会食で久々に

和牛をいただきまして、

 

「酪農は国土が広いところ

の方が有利なわけだから、

日本は基本的には不利だよな。

だけど、その環境に対して

腐らずに”脂を美味くする”

という発想をしたからこそ

今世界一と言われている和牛

ブランドを作れたのかもな。」

 

とふと想像したら、、、

 

なんとなく勇気をもらった

気がしたのですよね。

 

現在もコロナで大変な時代

になっています。

 

コロナに対する政府の対策に

文句がある方も多いとは思い

ますが、文句を言ってもすぐ

にそれが変わるものではない

こともわかっているはずです。

 

諦めずに考えることから

逃げていては逆転の発想には

気付けないですよね。

 

今の環境を逆に利用して

何ができるか…

 

それについて考え続けて

いきましょう^^

 

桐生 将人

 

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