※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
こんにちは。
桐生将人（きりゅうまさと）です。
「孤独のグルメ」好きですか？
えぇ。あのドラマのことです。
桐生はこのドラマが大好きで、
AmazonPrimeで永久にループして
いたこともあるので…
たぶん全部合わせれば1000回くらい
見てるかもしれません。笑
で、喜ばしいことに、
新シーズンが始まるようで
もう「Season9」になります。
とはいえ、孤独のグルメは、
美男美女が出るわけでもなく、
アイドルが出るわけでもなく、
ドラマの時間の3/4くらいは
「おじさんが美味しそうに
食事を食べる」という絵が
続くだけです。
なぜ、こんなドラマが人気に
なるのか（失礼ですみません＾＾；）
をずっと考えていました。
食べ方が美味しそうだから？
食べ方がきれいだから？
食べ物自体が美味しそうだから？
色んな仮説を考えたのですが、
どうも腑に落ちない…。
ですが、ようやくその1つの
理由に行き着きました。
それは、
「1次衝動に素直に従って
生きている姿を見ることが
できるから」
です。
どういうことか？
多くの人は、
「自分らしく生きたい」
と考えています。
ですが、なぜ自分らしく
生きたいのかというと、
自分らしく生きられていない
ことがわかっているからです。
たとえば、あなたが今着ている
服について、、、それは本当に
ただ単に「自分が好き」という
理由で着ていますか？
「そうに決まっている！」
そんなことを言われるかも
しれませんが、、、
それって本当ですかね？
TPOを考えて選択したり、
仕事によって決まった
服を着ていたり、
値段を気にしたり、
相手にどう見られるかを
気にして選んでいませんか？
認めたくない人も多いかも
しれませんが、多くの人の
選択は、単なる「自分が好き」
という1次衝動に従っては
いません。
たとえば、「ロレックスが好き」
という人は多いですが、そこには
色んな外部要素が入っていること
が多いです。
実際に、ロレックス好きに
「なんで好きなの？」と聞いて
いくと、大体以下のようなこと
がわかります。
「リセールバリューが高い」
「社会的地位が高く見られたい」
「カッチリした服に合わせて
おしゃれに見られたい」
これらはすべて、自分から
生まれる1次衝動ではなく、
その後に”対他”を含めて考えた
2次衝動・3次衝動に従った選択
と言えます。
ちなみに、この1次衝動から
2次衝動・3次衝動への移行は
あまりに早く、無意識の中で
行われます。
つまり、多くの人は、
1次衝動に従って生きたくても
自分がそれをできていないこと、
さらにはそれを実現することが
難しいことを無意識に理解して
います。
その結果、ないものねだりの
ように、1次衝動に従って生きて
いる人（簡単にいえば自分らしく
生きている人）に憧れるのです。
そして、孤独のグルメでは、
まさにこの”憧れの対象”が
描かれています。
主人公は「誰かからどう見られる」
ということを気にすることなく、
ただ自分の食べたいものを食べたい
ように食べます。
ミシュランや食べログのような
「他の評価や他人からの羨望」を
を気にすることなく、自分の
「食べたい」という一次衝動に
従って店を選びます。
ときには一人で喫茶店に入って
パフェを頼んだり、3人前くらい
の量を頼んで店員からドン引き
されても気にしません。
行儀が悪いことがわかっていても
ご飯におかずをかけたり、色んな
ものを混ぜることもあります。
ですが、一貫しているのは、
「自分の一次衝動に従って
自分らしく生きている」
ということです。
桐生もキリの良い年齢になって、
「自分らしく生きる」という
ことをテーマに掲げてから、
ずっと「自分らしさ」について
考えていました。
そんなことを考えていたら、
「あ〜、だから自分は孤独
のグルメが好きだったんだ」
ということが急に腑に落ちた
のですよね。笑
あなたは、一次衝動に従って
生きることができていますか？
まだそういうことができない
状況なら、「孤独のグルメ」
を観て発散しましょう。笑
桐生 将人
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