※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
こんにちは。
桐生将人(きりゅうまさと)です。
以前、サイゼリヤで食事をしたときのことです。
そう、あの中高生に人気の激安イタリアンを
提供するファミリーレストランです。
大人になってからは、サイゼリヤと言えば、
時間のないときのランチか家族での食事でしか
使わない人が多いでしょう。
ですが、その時のサイゼリヤでの
桐生のテーマは「サイゼリヤと真剣に向き合う会」
というものでした。
謎ですよね。笑
で、結果としては…
幸せ度の高さ的に言えば、
1人1万円くらいの飲食店と比べても
遜色ないレベルでした。
こんなことを言うと、
「桐生は味音痴だったのか?」とか
「さすがにそれは言いすぎだろ」とか
思われてしまいそうですね^^;
ですが、ここで重要なのは、
「美味しかった」ではなく、
「楽しかった」ということなんです。
知っている方も多いかもしれませんが、
サイゼリヤには裏メニューなるものが
数多く存在します。
ただ、裏メニューと言っても、
店側がメニューにないものを提供してくれる
というわけではありません。
既存のメニューを組み合わせたり、
無料の調味料を組み合わせるといったものが
ほとんどです。
つまり、これらの裏メニューは、
すべて店側が作ったわけではなく、
お客さんが考えているものです。
そして、ここが高級店よりも
サイゼリヤの方が「楽しい」と
思える理由です。
想像して欲しいのですが、
高級なイタリアンレストランには、
テーブルに座っているだけで、
ワインが減れば注いでくれて、
調味料も置いてないですし、
料理もコースで自動的に運ばれることが
ほとんどですよね?
だから、自分から何かを考えたり、
主体的に行動する(できる)ことが
ほとんどありません。
以前にセミナーでこんな話を聞きました。
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ボウリングに行って、
自分は座ってるだけで全部ストライクに
してくれるかわりに、
高級な金額を請求されるのと、
自分でボウルを投げて、
満点はとれないけど、
努力して点数を増やしていくのと、
どちらが楽しいですか?
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ほとんどの人は、後者の方に
「楽しい」と感じるはずです。
つまり、「楽しい」という感情は、
人が主体的に動くときに生まれやすい
ということです。
その結果、多くの高級店では、
「美味しい」という感情を与えてくれますが、
「楽しい」という感情を得られるところが
ほとんどないのです。
もちろん、「美味しい」と感じさせることに
全力投球するのも良いと思います。
ですが、飲食店で「美味しい」で勝負しているお店は
大多数ですから、競合だらけなわけです。
逆に言えば、「楽しい」と感じさせるお店は
少数でしょうから、少ないコストでお客さんを
獲得できることになります。
おそらく、サイゼリヤはこんなことまで考えて
戦略を練っていないとは思いますが…
だからこそ、僕たちが意図的に「楽しい」という
感情を与えられるサービスを提供したら
面白いことになりそうです。
あなたのサービスには、
お客さんが主体的に動くことで
楽しいという感情を提供する要素が
入っていますか?
桐生 将人
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