※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
こんにちは。
桐生将人(きりゅうまさと)です。
最近は「価格.com」なんかで
簡単に値段やら性能を比較できる
ようになりました。
だから、家電を買うときにも、
めちゃくちゃ比較したうえで
購入する人も多いのではない
でしょうか?
ですが、、、
すごく比較したにもかかわらず、
なぜか後から後悔している人も
多いような気がします。
ということで、今回は、
「(特に家電等で)
心理的に後悔しない
ための買い物の方法」
をお伝えしたいと思います。
買い物をして後悔したことが
ある方、これから後悔したく
ない方はぜひ御覧ください。
では、最初に結論から。
後悔しないためには、
「1点買いをすることで、
妥協の真ん中選択を避け、
他の選択肢を知ることに
よる損失の感情に囚われる
ことを避けつつ、授かり
効果で愛着を持つ」
ということです。
なんかダラダラと長くなって
いますが、ざっくり簡単に
説明していきますね。
まず、大前提として、
「比較をせずに1点買いをしろ」
ということです。
つまり、何個も並べて悩むの
ではなく「これ!」と決めて
購入するということです。
では、なぜ、比較を避けるべきなのか?
まず1つ目の理由は、
「比較をすると、妥協の真ん中
選択をしてしまう」からです。
多くの電機メーカーはいまだに
松竹梅の3モデルを作っている
ことが多いです。
あるいは、家電量販店側が
そのように商品を並べている
こともあります。
その結果、多くの消費者は、
「高級モデルほどはいらないけど、
最安モデルよりはちょっと上がいい」
と考えて、真ん中のモデルを購入します。
ですが、これって
「本当に欲しかったものか」
というと、何かしらの妥協の
結果と言えますよね。
もし、一つしか商品がなかった
としても、その真ん中のモデル
を買ったのかと問われれば、
きっと、「それでも買った」
と答えられる人は少ないでしょう。
そして、この「妥協の真ん中選択」
をしてしまうことで、2つ目の問題
が発生します。
それは、「損失の感情に囚われる」
ことです。
人は、損失が嫌いです。
なので、少しでも損をしたと
思うとずっとその損失の感情
に囚われ続けてしまいます。
もし、多数の比較をして、
妥協の選択をした後に、
「別のものの方が良かった」
と知ってしまったらどうなるか?
その商品を使い続けている間、
ずっとその損失の感情に囚われ
続けることになるということです。
(特に家電は何年も使うので
つらいことになりそうです)
ということで、
比較をすることは、
正しい判断をできなくする
うえに、後から損失の感情
に囚われる可能性もあると
いうことです。
こう考えると、比較すること
のデメリットは多いように思えます。
ですが、何の比較もしないで
「1点買い」をしてしまったら
それはそれで後悔する可能性
があるのではないかと思うかも
しれません。
たとえば、
「あまり気に入らなかった」
とか。
ですが、意外とそういった
ことはなさそうです。
というのも、モノには
「授かり効果」と言われて
いるものがあるからです。
これは、自分が一度所持して
しまうとそれを手に入れる前
よりも手放したがらなくなる
という効果です。
有名な実験では、以下のような
ものがあります。
・子どもが、スーパーボールと
宇宙人のキーホルダーのどちら
かをもらえると言われる
・多くの子どもは最初、
スーパーボールが欲しいと
言っていた
・ランダムにこのおもちゃを
渡したあとに、宇宙人の
キーホルダーをもらった
子どもに対して、スーパー
ボールと交換しても良いと
申し出た
・すると、多くの子どもは、
その交換を断った
簡単に言うと、人は自分のもの
になったモノに対して愛着を持つ
ということです。
そして、この愛着というものは、
損失の感情と同様に、(こちらは
良い意味で)時間の経過とともに
大きくなっていきます。
このように考えると、
比較をせずに「1点買い」をした
方が、「妥協の真ん中選択」を
避けることができ、損失の感情を
避けられて、授かり効果で愛着を
持つことができると言えるわけです。
とはいえ、今、なかなか一切の
比較なしに購入することは難しい
と言えるかもしれません。
その場合は、まず、妥協の真ん中
選択を避けるためにも「真ん中は
選択しない」と考えてみるのも
良いかもしれませんよ。
ちなみに桐生はまさに、
電化製品なんかを買うときは
比較をしてしまいがちですが、
最終的には最上位または最下位
を購入するようにしています。笑
桐生 将人
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