MENSAの思考

損しないために重要なのは「心理勘定」

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

内容を再編集して投稿しております。

 

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

正直、節約ということに

あまり興味はないのですが、

「損をしたくない」のは

多くの人が同意ですよね。

 

で、今回はそんな損が嫌いな

人のために有益な情報をお伝え

したいと思います。

 

まず、最初に…

 

あなたもこんな経験って

したことがありませんか?

 

—————-

普段の買い物であれば、

安いとも思わず100円で

ネギを買っているのに、

旅行先でBBQをするために

旅先のスーパーに行って、

喜んで200円のネギを

買い物かごに入れる。

※ネギは同じメーカー

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これ不思議ですよね?

 

同じ「ネギ」を買って、

しかも、2倍の値段を払わされ

ている(損をさせられている)

のに嫌な気持ちを感じていない

わけです。

 

では、なぜ、こういったこと

が起きるか?

 

それは、「心理勘定」が

別だからです。

 

「心理勘定」とは、

人が無意識にお金を使う

ときに振り分けるもので、

女性の場合は大体9つ※

あると言われています。

 

※女性の9つの心理勘定

日用必需品、より良い暮らし、

雑費、お出かけ、服・化粧、

安全、へそくり、文化・教育、

小さな贅沢

 

これをもとにして考えると

先の謎が解けてきます。

 

要は、スーパーのネギは

「日用必需品勘定」に

区分けされていますが、

旅行先のスーパーのネギは、

「お出かけ勘定」に入って

いるわけです。

 

その結果、同じものを

買っているにもかかわらず、

比較ができなくなって

しまったということです。

 

まともに比較もできなければ、

損したかどうかも判断できない

わけですから、「知らぬ間に

搾取されている…」なんてこと

にもなりかねませんよね。

 

では、どうすればいいか?

 

それは、

「心理勘定をなるべく

まとめることを意識する」

ということです。

 

心理勘定は人によって

その数が異なります。

 

たとえば、人によっては、

外食も旅行もすべてを

「娯楽費勘定」にまとめて

いる人もいます。

 

逆に、さらに細分化して

「旅行費勘定」や「外食費勘定」

という区分けをしている人も

います。

 

前者の場合は、たとえば、

1万円で外食に行くか、

旅行に行くかを比較対象に

して考えたり、旅行先の

外食と普段の外食の値段を

冷静に比較することができます。

 

逆に後者の場合は、

それぞれが別勘定になって

いるので、普段の外食なら

絶対払わないような価格を

旅行先の外食で支払って

しまうことがあるわけです。

 

つまり、重要なのは、

なるべく心理勘定を細分化

せずにまとめることで、

「別環境における同じ購買

行動を比較できるようにする」

ということです。

 

極端な話、心理勘定がたった

1つになればあらゆるものを

比較できるので、どうしても

損をしたくない人はそれを

意識するのが良いかもしれません。

 

ただ、そこまで極端にすると

ほとんど何も経験できなくなって

しまう恐れもありますので…

 

まずは、心理勘定を無駄に

増やさないことだけ意識して

みることをオススメします。

 

桐生 将人

 

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