マーケティング

ダブルチーズバーガー論争

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

内容を再編集して投稿しております。

 

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

ダブルチーズバーガー論争って知ってますか?

 

マクドナルドのダブルチーズバーガーは

最も人気な商品と言われているのですが、

その値段に問題があるのです。

 

そもそも、ダブルチーズバーガーは、

パン+チーズ+ハンバーグ+チーズ+ハンバーグ+パン

という構成になっています。

 

で、ダブルではないチーズバーガーは、

パン+チーズ+ハンバーグ+パン

という構成になっています。

 

つまり、チーズバーガーを2個買えば、

ダブルチーズバーガーよりもパンが2枚余計に

入ってくるということなのです。

 

それにもかかわらず、

値段はチーズバーガーを2個購入した方が

ダブルチーズバーガーよりも80円程度安いのです。

 

「ソースの量とか何かしら違うんじゃないの?」

という疑問もありますが、

これに関しては公式の発表もあり、

 

・ソースの量とか具の大きさもまったく同じ

・だけど値段だけが違う

 

ということが判明しています。

 

で、このダブルチーズバーガー論争は、

「チーズバーガー2個よりも高くするのは、

汚い値決めだ」とか、逆に、

「あのバランスが良いので、

チーズバーガー2個とは別物だ」とか

賛成派と反対派が火花を散らしているわけです。笑

 

ですが、値段が高いことが周知になっている以上、

結果としてダブルチーズバーガーが最も人気だと

したら賛成派が多いのが現状と言えます。

 

これってすごいことです。

 

多くのサービスは、組み合わせて購入してもらう

ことで安くするのが普通です。

 

マクドナルドもセットだったら、

普通にハンバーガーとポテトとジュースを

頼むよりも安い価格で提供しています。

 

しかし、単一のサービスの組み合わせとしないで、

一対のサービスとしたことにより、価値が上昇して

いれば(ダブルチーズバーガーの場合食感が違って

絶妙なバランスである等)値段が高くても文句が

言われないというわけです。

 

そして、こういった話は案外身近にあります。

 

たとえば、僕の提供している

サービスには「バーチャル人事部」

という商品があります。

 

具体的には、会社の人事部として、

社員と直接やりとりを行い、

給与計算も人事労務手続も一貫して

行うサービスです。

 

人事部があるのですから、

経営者はなんでもかんでも従業員から

人事のことを聞かれる状況から解放される

ことになります。

 

では、もし、これを

従業員5名程度の会社に提供したと

しましょう。

 

従業員が5名程度だったとしても、

サービスとしてみれば人事部長を雇うレベルの

ものですから、社員1名の給与と同じくらいの

(たとえば月20万円)のお金をもらうことが

できます。

 

ですが、もし、

 

・社労士の手続業務

・社労士の給与計算業務

・従業員との相談も受けるサービス

 

というそれぞれの業務の組み合わせだったら

どうでしょう?

 

適当に検索してみた社労士の価格表を見る限り、

2万円+3万円+2万円(?)=7万円程度(月額)

の価格になってしまうでしょう。

 

下手すると、最後の従業員の相談を受けるサービスは、

「おまけさせられる」ことになるかもしれません。

 

あなたは単一のサービスを”セットサービスとして”

提供していますか?

 

それとも複数のサービスを組み合わせて

“単一のサービスとして”提供していますか?

 

組み合わせるなら、

ダブルチーズバーガーのような組み合わせを

実現しましょう^^

 

桐生 将人

 

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