人事労務

口約束で働かせた会社の悲劇

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

内容を再編集して投稿しております。

 

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

あなたの会社では、

もちろん労働契約を締結した

うえで社員を働かせていますよね?

 

まさか、

「知り合いだから」とか

「忙しいから」とか

そんな理由で”口約束”だけ

して勤務開始している…

なんてことはありませんよね?

 

なんでそんなことをいうか

というと…

 

最近立て続けに口約束で

働かせてしまって困った

ことになった社長からの

相談を受けたからです^^;

 

ということで、

今回は、あなたが同じような

事態に陥らないように…

 

口約束で働かせてしまった

会社にはどんな悲劇が訪れる

のかということについて

お伝えしたいと思います。

 

すでに口約束で働かせて

しまっている方も、今までは

大丈夫だったという方も、

ぜひ、今後のために学んで

いってくださいね。

 

では、そもそも、

「なぜ、口約束が生じるのか」

ということについてですが、

大体が以下のパターンです。

 

・知り合いの紹介等、

顔見知りなので大丈夫

だと思っていた

・忙しくて後回しに

してしまった

・労働契約なんてよく

わからないので結ば

なかった

 

うむむ…

 

どれもそれなりに起きそうな

理由ですよね。

 

ですが、軽い気持ちで口約束

で働かせると大変な目にあう

ことがあります。

 

その問題が発生するのは、

「その社員が思ったよりも

パフォーマンスが低かった」

ときです。

 

もし、その社員が、

あなたの想像通り、

真面目で、能力も高く、

約束した給料以上の働きを

してくれて、一つも不満が

ない…ということであれば

口約束であっても何の問題

も起きないかもしれません。

 

問題となるのは、

その社員が、あなたの

予想に反して、不真面目

だったり、能力が低かったり、

約束した給料未満の働きしか

できず、不満が生じてしまった

ときです。

 

そうなれば、

あなたは経営者として、

給料の減額交渉、

業務内容の変更、

あるいは退職を促す必要が

生じるかもしれません。

 

で、もちろんこれは

労使の契約ですから、

給料の減額であろうと、

職務変更であろうと、

退職であろうと、

社員との合意が取れれば、

すぐに行うことが可能です。

 

ただ、実際はそれがスムーズ

に行えることは少ないです。

 

というのも、こういったときには

高確率で社長と社員との認識に

ズレが生じるからです。

 

社長は「こういう条件と言った

ではないか!」と主張しますし、

社員は「いや、そんなことは

言われていない!」と主張します。

 

まさに「言った言わない」の

泥沼の戦いになっていくわけです。

 

まぁそうなるのも当然かも

しれません。

 

社員側にとって給料を

下げられたり、クビに

なったりすることは、

命(生活)に関わること

ですからね。

 

で、ここで問題になるのが、

「口約束をしたために、

当初約束していた内容が

明確にはわからない」

ということです。

 

たとえば、あなたが、

「こういう仕事をする

ということでこの給与

にしたのだから、その

仕事ができていない分、

給与を引き下げます」

と伝えたとします。

 

すると、その社員が

「いえ、そんなことは

聞いていません。

この給与を保証すると

言われていたはずです。」

と言ってきたとします。

 

こうなった場合に、

強行に会社の主張を優先して

給与を引き下げることは

簡単ではありません。

 

当たり前ですが、一方的に

給与を引き下げるような

ことをして、裁判にでも

なれば、痛い目をみるのは

会社の方だと言えます。

 

コストカットのために

強行に給与を引き下げて、

裁判でもっと大きな金額を

取られることになったら

笑えませんよね^^;

 

では、解雇するのは

どうか?

 

結論からいうと、

これも厳しいです。

 

口約束で依頼していた

仕事ができていないので

クビにする…

 

なんてことを軽くできる

ほど「解雇」は甘くない

ということです。

 

そもそも、口約束でなくても、

「能力不足での解雇」は非常に

ハードルが高いです。

 

それなのに、口約束のような

曖昧な根拠だけで解雇にする

というのはかなり厳しいです。

 

こちらもやはり強行に解雇

して裁判になってしまうと、

会社はひどい痛手を負うこと

になりかねません。

 

ということで、

口約束で働かせた会社の

悲劇とは、、、

 

もし、その社員のアテが

外れたとしても、

給与を引き下げることもできず、

解雇をすることもできない

というどん詰まり状態になって

しまうということです。

 

ということで

「口約束で社員を雇う

のはやめましょう!」

というわけですが…

 

では、もうすでに口約束で

働かせてしまっていて、

アテが外れてしまった会社は

条件を引き下げることもできず、

社員自ら退職してくれることを

待ち続けるしかないのか?

 

…というと、

一応方法はあります。

 

少し時間はかかりますが、

着実に解決に向かっていける

方法です。

 

その方法については

また今度お伝えしますね。

 

桐生 将人

 

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