※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
こんにちは。
桐生将人(きりゅうまさと)です。
いきなりですが、
一緒に考えてみてください。
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あなたは以下のどちらを選びますか?
・364日後に1900円を受け取る
・365日後に2000円を受け取る
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多くの方は、後者を選んだのでは
ないかと思います。
では、以下はどうでしょう?
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あなたは以下のどちらを選びますか?
・今この場で1900円を受け取る
・明日2000円を受け取る
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これだと多くの方は、
前者を選んだのではないかと
思います。
まぁ文書だとわかりづらい
かもしれませんが、もし、
目の前にお金を出されて、
「今か明日か」と問われたら
多くの人は、「今」を選択する
と思いませんか?
では、なぜ同じ1日の遅れが
これほどに違う結果をもたらす
のか?
それについて、ハーバード大学の
心理学者であるダニエル・ギルバート氏
は以下のように述べています。
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近い未来のなまなましい細部は
遠い未来よりはるかにとらえやすい
ため、すぐに起こる出来事を想像する
ときのほうが、あとで起こる出来事を
想像するときより不安になったり
興奮したりするからだ。
実際に、近い未来に金銭などの報酬を
受けとる想像をすると、脳のおもに
快い興奮を生じさせる部分が活性化するが、
遠い未来に同じ報酬を受けとるところを
想像しても活性化しないことが研究で
わかっている。
―(No.1994-2001)『明日の幸せを科学する』著:ダニエル・ギルバート、出版:早川書房 (2013/12/11)
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つまり、もし、あなたが、
ビジネスにおいて”早さ”を
売りにしているなら、
「即日」にこだわるように
すると良いということです。
今この場で手に入る。
今この場で買える。
今この場でもらえる。
これが重要なのです。
あなたも本当は別の色が
欲しかったけど、今すぐ
手に入る別の色を購入したり、
家電を買うときに、本当は、
別のメーカーが欲しかったけど、
売り切れていたときに、
今すぐ手に入る家電を購入した
ことはありませんか?
きっと多くの人はそれを
経験していると思います。
それくらい、「今すぐ」の力は
強いということです。
逆に言えば、それが1日遅れ、
2日遅れになることは、致命的
なダメージを与えるとも言えます。
たとえば、何かの買取業を
やっている場合に、
・その場で200万円で買い取ります
・210万円で買い取りますが、
支払は1週間後の振込になります
という場合、前者が選ばれる可能性
が高まるということです。
「1週間遅くてもうちは高く買い
取るのが強みだからいいのだ。」
なんてことは不合理な判断をして
しまう大多数の人にとっては通用
しないということです。
さて、あなたのビジネスに
「今すぐ」の要素はありますか?
早さを売りにしている会社は
特に気を付けてくださいね。
桐生 将人
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