こんにちは。
桐生将人(きりゅうまさと)です。
ANA(全日空)の業績が悪化したまま
なかなか復活してこないようですね。
売上が前年比75%減といった衝撃的な数字
の発表もありました。
借入を相当したようで、現預金に余裕は
ありそうですが、あくまで借金ですからね。
短期的な対策として、人件費削減にも
着手し始めたようです。
具体的には、冬のボーナスをカット、
月給も一律5%減らす提案がされていて、
年収ベースで30%くらいダウンする
ようです。
これは社員にとっても痛手ですよね。
で、こういうニュースを目にして、
ANAの先行きが不安になってくると、
桐生の周りでは、戦々恐々とする人
が増えます。
なぜなら、桐生の周りでは、
クレジットカード決済で
「ANAマイル」を貯めている
人が多かったからです。笑
過去にJALが経営破綻して、
株が紙切れになったように、
ANAが経営破綻して、今まで
貯めた何百万マイルがただの
数字になってしまうのでは
ないかと不安なわけです。
で、ここでわかるのは、
「一点集中」にはメリットもある分、
デメリットもあるということです。
投資では当たり前に
リスクを下げるために
「分散投資」をします。
一つの株に一点集中して、
いきなりその会社が倒産したら、
目も当てられませんからね。
ですが、逆に、
クレジットカードやポイントに
関しては1つに絞った方がお得と
言われることが多いですよね。
色んなカードを使うよりも、
最もポイント交換レートの良い
カードに一点集中した方が良いし、
色んなマイルを貯めるよりも、
最も交換レートの良いマイルに
一点集中した方が良いということです。
(そして、これがANAカードで、
ANAマイルを貯めるというもの
だったということです^^;)
ただ、今回のようなことがあると、
「ANAマイル一本に絞る」ことが
リスクだったと気付くわけです。
リスクを抑えるのなら、
少し還元率を落としても、
色んなマイルに変えられる
ポイントの方が良かったと
言えるかもしれません。
たとえば、
桐生が以前に使っていたカードに、
「ANAVISAプレミアムカード」
というものがあります。
これは、普通に使っているだけで、
ANAマイルが100円=1.5マイル
貯まっていきます。
これが普通に使う分には最高の
還元レートだったと思います。
実際に、桐生の周囲の経営者でも、
このカードに一点集中している人
が相当数いました。
ですが、結果的に、これは
「リスクの高いマイル投資」
だったと言えるかもしれません。
マイルの種類を一点集中して
しまったことがリスクを大きく
する要因だったわけです。
たとえば、過去に使っていた
他のカードに「SPG AMEXカード」
というものがあります。
これは、
ANAマイルが100円=1.25マイル
でした。
つまり、ANAマイルに一点集中
することを考えれば、ANAVISA
プレミアムカードの方が良いわけです。
ですが、「SPG AMEXカード」には、
別のメリットがありました。
それは、ANAマイルだけではなく、
JALマイルでも同レートで交換が
できたということです。
(それどころか、他にも複数の
海外の航空会社にマイル移行が
可能でした)
要は、複数種類のマイルへの
分散投資が可能なカードだった
と言えます。
まとめると、
カード自体は一点集中しても良い
のですが、マイルの種類を一点集中
するとリスクが高くなる(リターン
も高いですが)ということですね。
で、今回のコロナショックによって、
そのリスクを身を以て知った
経営者たち(桐生も含めて)が、
現在「ANAVISAプレミアムカード」を
解約して、続々と別のカードへ
乗り換えています。笑
では、「SPG AMEXカード」に
乗り換えたのか?
というと、そういった声は
あまり聞こえてきません。
何やら様子がちょっと違います。
どういうことかというと、
「もうマイルとかポイントとか
そういうの疲れたからどうでもいい」
という感じになっています。笑
結果として、桐生の周りでは、
以下の2パターンになっています。
・楽天カードにして、ポイントを
そのまま楽天証券で投資に回す
・年会費が低めのカードにして、
商品券やキャッシュバックで
年会費のモトをとるだけ
得しようとして、結果的にポイントや
マイルに振り回されては逆に時間的には
損しますからね^^;
桐生 将人
※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
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