こんにちは。
桐生将人(きりゅうまさと)です。
久々にくらいました。
何をって?
『嫌われる勇気』で一躍有名になった
岸見一郎先生の言葉です。
先日、岸見一郎先生の
初のリーダーシップ本である
『ほめるのをやめよう
リーダーシップの誤解』
を読み終わりました。
正直内容としては、疑問に
思うところが多いです^^;
(もともと経営者の方では
ないからだと思いますが…)
とはいえ、
「アドラー的考えをビジネスに
落とし込むとこうなるか〜!」
という面白い気付きもありました。
今回はその気付きについて
お話しようと思います。
では早速。
その気付きとは「貢献感」という考えです。
岸見一郎先生は、書籍の中で、
「働くこと」について以下のように
語っています。
/////////////////
<以下、意訳・抜粋>
・人間は幸せのために生きている
・幸せは、何かを達成しなくても、
今その瞬間幸せでないとならない
・だが、仕事は何か目標を達成する
ためにやるものである
・その何かは当然「幸せ」である
・だが、何かを求めている状態では
幸せにはなれない
・ということは、働いている状態が
幸せでないと幸せとは言えない
/////////////////
では、働いていて幸せを
感じられるとしたら、
それはどんな状態なのか?
それこそが「貢献感」を感じられる
状態だということです。
書籍の中には、以下のような事例が
紹介されています。
/////////////////////
<以下、意訳・まとめ>
・靴を作る仕事をしている人は
単に靴を作っているだけでは
幸せを感じることはない
・だが、その靴を作ることによって
誰かが裸足で歩かなくて済むこと
に貢献していると思うことで、
「貢献感」を感じることができる
/////////////////////
つまり、自分が誰かの役に立っている
と”自分自身が感じる”ことが「貢献感」
だということです。
人は、働きながら幸せを感じるためには
この「貢献感」が重要だということです。
これと似たものとして、
「承認欲求」というものが
あると思います。
これは、誰かに「褒められたい」とか
「認められたい」という欲求ですが、
ネガティブな思考として取り上げられる
ことが多いです。
それは、「承認欲求」が、
「誰かに褒められることでしか
幸せを感じることができない」
=「他人に依存している」という
状態だからです。
今回の「貢献感」との違いは
ここにあります。
「貢献感」は、誰かに貢献していると
“自分自身が感じている”という状態です。
つまり、他人ではなく、
完全に自己依存であり、
自立した考え方だということです。
要は、
「承認欲求」は評価するのが他者であり、
「貢献感」は評価するのが自分である
ということです。
あなたが、もし、「承認欲求」が
強かったり、それに悩んでいるのであれば、
「貢献感」という考えを持ってみては
どうでしょう?
自己完結できれば、
幸せがグッと近づきます。
桐生 将人
参考図書『ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解』著:岸見一郎、出版:日経BP (2020/7/23)
↓以下からすぐに購入できますよ^^↓