マーケティング

桐生の髪に起きた悲劇…

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

あ、大丈夫です。

まだハゲてないです。

期待した方…すみません。

でも最近白髪が増えた気がします。

 

…って話がそれました。

 

先日、桐生の髪に悲劇が起きました。

順を追って説明させてください。

 

桐生は2つの美容院に通っています。

 

1つは、カット担当。

 

10年以上カットしてもらって

いる美容師さんがいるので、

そこに通い続けています。

 

もう1つは、縮毛矯正担当。

 

桐生は髪の毛がめちゃくちゃまっすぐ

と言われますが、あれは縮毛矯正です。

(いわゆるストレートパーマ)

 

この縮毛矯正を年3回くらいかけます。

 

カットは見た目に大きく影響するので、

必ず信頼できる美容師さんにお願いしています。

(コロナで予約できないときも他に

浮気せずに再開を待ちました)

 

逆に、縮毛矯正は、さほどこだわりが

なかったので、いつもHOT PEPPERで

適当に検索して行っていました。

 

こだわりがないので、お店もゆるく

固定していて、当然、美容師の「指名」

はしませんでした。

 

で、5年位はこれで大丈夫だったのですが、

先日悲劇が起きました。

 

どういうことかというと、

縮毛矯正がうまくいかず

髪の毛が痛みまくってバサバサに

なってしまったのです。

 

3ヶ月以上経ってようやく落ち着いて

きたのですが、それまでは、

カットの頻度を高めたり、ワックスを

多めに使ったりしてなんとか誤魔化していました。

 

HOT PEPPERで初めて引いた

ハズレくじって感じです。

 

このことをHOT PEPPERをよく使う方に

話したところ、こんなことを言われました。

 

「指名がなければ、お客のついていない

人気のない美容師や経験年数の少ない

美容師(または両方)の修行に使われる

可能性が高い。

だから、自分はどんな美容院でも必ず

指名する。」

 

そりゃそうか…^^;

 

当たり前ですが、美容師のような

職人仕事は人によって仕事の質が

大きく変わります。

 

で、あれば、指名した方が良いに

決まっています。

 

そこでもう1つ聞きました。

 

「行ったことない美容院で、

どうやって指名する美容師を

選定するのか?」

ということです。

 

答えは以下でした。

 

「HOT PEPPERは大体が経験年数の

表記があるので、それを見て

経験年数の長い人を指名するよう

にしている。」

 

なるほど。

 

経験年数が長ければ、施術数も

それに比例して多くなります。

 

職人仕事のスキルアップにとって、

施術数は重要な要素ですから、

この経験年数での判断は良い案だと

思いました。

 

ということで、

今後はHOT PEPPERを使うときは

「経験年数を見て、指名して予約」

をすることにします!

 

 

……

 

これだと、今日の話はなんだよ!

ってなりますよね。笑

 

少し長くなりそうなので、

ここで切ろうと思ったのですが、

もう少し付き合ってください。笑

 

今回の話で重要なのは、

「経験年数」という指標が

わかりやすい強みだということです。

 

桐生の業界もそうだし、

これを読んでいるあなたの

業界でも「経験年数」を強みに

している先輩会社があると思います。

 

ですが、もし、経験年数こそが

最強の強みだとしたら、若い会社は

先輩会社には一生勝てないという

ことになります。

 

でも、現実はそんなことがないわけです。

 

桐生自身も5年半ほどで、業界1%以内の売上に

達することができているわけですから、

よくわかっています。

 

では、経験年数で負けている若い会社は

どうすれば先輩会社に勝つことができるのか?

 

その方法は、

 

・先輩の2倍、3倍仕事する(行動する)こと

・先輩の持っていない強みを見付けること

 

の2つを同時に行うことです。

 

美容師の例でお話します。

 

たとえば、美容師さんで

経験年数10年という先輩が

いたとします。

 

その時点で、

あなたの経験年数が5年だった

としたら、その”年数”の差は

縮まりません。

 

ですが、あなたが、その先輩の

2倍のお客さんを毎日担当して

いたとしたらどうでしょう?

 

“年数”に差はあっても、

そこで得た”経験数”は、

同じになります。

 

とはいえ、それだけのお客さんを

担当するには、先輩よりも2倍選ばれる

「強み」が必要になるわけです。

 

その「強み」を持つことで、

短期間で2倍や3倍といった

お客さんを担当するチャンスが

巡ってくるとも言えます。

 

じゃあ、まずは「強み」がないと

ダメじゃないかと思うかもしれません。

 

ですが、そんな「強み」を見つけられる

人は、そもそも普通の人の2倍や3倍仕事を

しているからこそ見つけられるとも言えます。

 

なので、この2つは、どっちが先とか

ではなくて、両方同時にやるべきだと

いうことです。

 

そもそも、最初はなかなかお客さんを

担当できないとしても、必要な行動は

それだけではありません。

 

たとえば、単純に施術数を増やすだけ

なら、先輩を積極的に手伝ったり、

休みの日に知り合いのカットをしたりと

いったことができるわけです。

 

他にも、お客さんを増やしたいなら、

モデルハントに行ったり、SNSでフォロワー

を集めるとかそういった営業活動ができる

わけです。

 

とにかく仕事を2倍、3倍やるということ。

 

そのためには、先輩が休んでいる間も

寝ている間も行動しろってことです。

 

きつい話に聞こえるかもしれませんが、

それほど「経験年数」というわかりやすい

強みを打ち破るのは大変だとも言えます。

 

でも、その打ち破る方法はシンプルだと

も言えます(めちゃくちゃ働けってこと)。

 

もちろん、桐生も例外ではないです。

 

めちゃくちゃ仕事してましたよ。

 

サラリーマンの頃、

残業100時間超えなんて当たり前。

 

そして、残業時間の記録が残ると

上司に帰らされるようになるので、

PCのオンオフ記録が残らないように

LANケーブルを抜いてPCを切りました。

 

残業代は当然もらいません。

 

それは、自分が残業代をもらうことで

働けなくなるのが嫌だったからです。

 

土日は自腹でマーケティングや

セミナーに参加したり、社労士の

勉強をしに行きました。

 

営業に出れば、居酒屋で働く人の

提案のために夜中の2時に営業に行ったり、

追い込みのために22時から車を走らせて

埼玉の北部から神奈川の沿岸まで行って、

そのまま埼玉の支社へ朝7時に持ち込みとか。

 

年の半分を支社とホテル(自腹)で

寝泊まりして休みなしで働いていました。

 

だからこそ、経験年数が2倍、3倍の

先輩よりも成績が出せたわけです。

 

独立した今も同じです。

 

平日も土日も関係なく、

毎日仕事して寝ての繰り返しの

生活を送っています。

 

その結果が、業界1%以内の業績

ということです。

 

最近、20代の若い人で

「悟っている」ような人が多い

気がします。

 

そこそこの働きと稼ぎでいい。

残業がある会社はブラック。

定時あがりが基本。

 

こんな感じ。

 

そういう人は、先輩が引退するまで

ずっとその経験年数に打ち勝てない

のだろうなと残念に思うわけです。

 

若くて体力があるのにもったいない

ですよね。

 

桐生 将人