マーケティング

バイアグラと知育アプリ

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

内容を再編集して投稿しております。

 

こんにちは。

桐生です。

 

タイトルが刺激的かもしれませんが、

シンプルに学びのある話です^^;

 

バイアグラって知っていますか?

 

どういうものかを詳細に記載すると

確実に迷惑メール行きになると思うので

わからない方はご自身で調べてください。笑

 

このバイアグラという薬は

ファイザー社が初めて認可を受けて

1998年に販売開始をしました。

 

初のED治療薬として、

空前の大ヒットをおさめて

ファイザー社の株価は急上昇

したそうです。

 

実は、このバイアグラが売れた理由は、

「初めて認可を受けた」ということも

あるわけですが、むしろ「ED」という

名称もかなり重要だったようです。

 

これは(男性ならきっと)わかると

思いますが、店頭に行って、

「自分は勃◯不全者です」ということは

ハードルが高いわけです。

 

だから、別の表現が必要でした。

 

そこで、マーケターが「ED」という

婉曲表現を生み出して、頼みやすく

したわけです。

 

つまり、今一般的に使われている

「ED」という用語は医学用語や

診断名として使われていたものでは

なかったということです。

 

これと同じようなものが

「知育アプリ」です。

 

子供のいる親も

「たまには自分の時間が欲しい」

と思うことがあるでしょう。

 

そのときに小さな子供が黙って遊んで

くれていたら助かりますよね。

 

そういったときのために、

子供用のタブレットPC等を与える

親が増えているようです。

 

入っているアプリは「知育アプリ」です。

 

なぜ、そうなのか?

 

それは少し想像すればわかりますよね。

 

————–

1.自分の時間も欲しいから

延々と子供にゲームをさせている

2.自分の時間も欲しいから

延々と子供に知育アプリで

脳トレさせている

————–

 

さて、あなたが親だとして、

どちらなら「自分の時間を過ごす」

ことを許容しやすいですか?

 

…わかりますよね。

 

この「知育アプリ」も

要はゲームの一種なわけです。

 

なので、先の1の表現でも

間違ってはいません。

 

ですが、「知育」という名称によって

脳内の認識が1から2に変わったことで、

今まで存在していた

“利用することへのハードル”

を払拭してしまったわけです。

さて、このバイアグラと知育アプリ

からの学びはなにか?

 

それは、サービスを売るためのハードルを

「サービス内容」を変えるのではなく、

「名称」で乗り越えてしまったということです。

 

『サービス内容には自信があるのに

なぜか売れない…』

 

もし、そういう悩みを持っているのなら、

自分のサービスやその周辺にある

「名称」に着目してみてください。

 

たった1つの「名称」を変更するだけで

そのハードルを一気に乗り越えられて

しまうかもしれません^^

桐生 将人

-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

★資格起業ラボ★

-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-