MENSAの思考

新聞を読まない方が良い人

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

桐生は普段、ほとんど

新聞やニュースを見ません。

 

こう言うと、

「常識がない人間になるぞ」とか

「世の流れがわからなくなるぞ」とか

諸先輩方からお叱りの声が来そうです…。

 

ですが、僕なりに考えた結果、

必要のない情報を極力入れないために

「独立したら読まないようにする」と

決めていました。

 

そして、独立して6年を超えた今、、、

結果として少しも困っていません。笑

 

ただ、これは状況によって変わるので、

「全員が新聞を読まない方が良い」

ってわけではないと思っています。

 

たとえば、僕がサラリーマンだった頃は、

「新聞を読まないなんてとんでもない!」

と言われていましたし、

現に僕は新聞を毎日読むようにしていました。

 

その理由は、自分の関わる人たちも

それなりに大きい企業の人たちで、

彼らも同様に「社会人は新聞を読むもの」

という価値観を持っていたからです。

 

だから、その人たちと仲良くなるためには、

共通の話題を新聞から見付ける必要が

あったのです。

 

ですが、現在の仕事において、

お客さんが桐生に求めることは、

新聞に書かれている政治や

大企業の株価を雑談すること

ではありません。

 

お客さんが桐生に求めているのは、

人事部を運用するための知識や経験、

法律をギリギリまで突き詰めて

お金を生み出すスキームです。

 

そうであれば、

新聞を読むことに時間を使わないで、

少しでも税法や社会保険法、

心理学やマネジメント論を

読み漁っている方が良いわけです。

 

なんとなく新聞を読む人は多いです。

 

ただ、何の情報を取り入れるか

について理由をもって判断して

いかないと限られた認知資源を

浪費することになってしまいます。

 

世界的にベストセラーである

「7つの習慣」を日本に持ってきた

ジェームス・スキナー氏も、

「ニュースをまったく見ない」

と言っていました。

 

理由は、

「情報が溢れすぎていて、

ニュースを見なくても誰かしらから

重要なニュースは伝わってくるし、

逆に、ニュースを見たら情報過多に

なってしまう」

ということだそうです。

 

繰り返しになりますが、

僕自身もジェームス・スキナー氏が

言うように6年以上にわたって

新聞を読んでいませんが、

まったく困っていません。

(ネットで調べものをしている

ときにニュースのサイトや

新聞記事にたどり着くことは

ありますが…)

 

自分が何を求められているかを

考えて、情報の取捨選択をする

ということですね。

 

あなたはちゃんと意味があって

新聞を読んでいますか?

 

桐生 将人