こんにちは。
桐生将人(きりゅうまさと)です。
今回の話は賛否両論ありそうですが…。
それだけトガッた情報は貴重だと
思うので発信します。
橘玲氏の本を読み漁っていたのですが、
「不愉快なことには理由がある」
という書籍の中にこんな一説がありました。
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私立学校で
「いじめが発生している」
という評判が立てば、
熾烈な生徒の獲得競争に不利になる。
だから、私立学校においては、
いじめを根絶することに
強力なインセンティブがある。
そのために、教師は素行の悪い生徒を、
片っ端から追い出す方法として、
「退学」という暴力を使う。
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公立学校だと一般的には
退学させることはできません。
だから、いじめの根絶が難しい
ということです。
その結果、
優秀な生徒は公立学校に通う
可能性が低くなり、もし入学した
としてもいじめの餌食になる
という話です。
では、この話を”会社”に
置き換えてみましょう。
ほとんどの会社は、
・優秀な社員を雇いたい
・優秀な社員を守りたい
と思っているはずです。
で、僕たち起業家は公務員では
ありませんから、私立学校と同じように、
・優秀な社員が孤立感を感じることを避け、
・彼らにしっかりとした待遇を保証してあげる
ことが社員確保において重要になります。
ですが、残念なことに、ほとんどの会社では
公立学校と同じことが起きています。
つまり、公立学校が生徒を退学させられない
のと同じように、問題社員を解雇することが
できないということです。
巷では、「解雇=悪」というイメージが
植え付けられています。
法的にも、解雇については
社員が有利ですから、
私立学校のようにバシバシ退学に
するようなことはできません。
その結果、”会社”の世界では、
私立学校と同じ立場にいながら、
問題社員をしっかり解雇できる
会社はほとんどありません。
退学をまったくさせないで
いじめだらけの私立学校なんて
絶対入学させたくないですよね?笑
自社はそうならないように、
解雇する勇気を持つことを
忘れないでください。
桐生 将人
参考図書『不愉快なことには理由がある』著:橘玲、出版:集英社 (2016/6/23)
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