こんにちは。
桐生将人（きりゅうまさと）です。
「東京カレンダー」って知ってますか？
桐生の認識としては、
お金持ち目当ての女性の失敗談
とかの記事を絶妙な皮肉感で
記載している情報サイトと
いった感じです。
そこの記事でよく出てくる
フレーズで、
「私は年収1000万円以下
の男とは結婚しない！」
とか
「夢の年収1000万円！」
といったものがあります。
なぜ、年収1000万円なのか
というと、
「何も気にせず好きなもの
を買って、美味しいものが
食べられる」
とか
「都心のタワーマンション
に住めて、化粧品とかも
気にせず買える」
とか
そんなことが理由みたいです。
ただ、残念ながら、
年収1000万円では、
この女子たちの求める
生活は達成できない
かもしれません。
年収1000万円だと、
手取り年収は大体720万円です。
ということは、
毎月約60万円になります。
では、結婚して子供が生まれて
都心の2LDKに住むとしましょう。
東京カレンダーが取り上げる
「港区女子」の大好きな
「港区」に築浅の2LDKを
借りると、家賃は最低でも
25万円くらいします。
で、美味しいものを
食べるということで、
夫婦2人で1回3万円の
夕食に月10回程度いく
としましょう。
これですでに残金は
5万円しかありません。
そもそも消耗品やその他の
食費や携帯代やらネット代
といったものを考えると、
すでに足りていない可能性大です。
こんなことは実際に計算して
みればわかることなのに、
多くの人は年収1000万円に
幻想を抱きすぎています。
そして、年収1000万円に限らず、
「一般的に多く語られる」
というだけで、
色んなことを盲目的に信じて
しまう人が多いです。
現実と向き合えば、理想の生活を実現する
ために年収1000万円では足りないことに
簡単に気付くことができます。
そうすれば、
収入を増やす努力をしたり、
支出を現実的に抑えたりと
いった対策が打てます。
ですが、現実から目を背けて、
イメージだけで突き進むと
「知らぬ間に破綻の道を進んでいる」
なんてことが起こるのです。
ネット上にある
ファイナンシャルプランニングの
記事等を読んでいると、
「年収1000万円あるのに
生活が破綻？！」みたいな
ものをよく見ます。
これもイメージを信じて突っ走った
人の末路かもしれません。
経営者も同じです。
「売上が増えているから大丈夫」と
資金繰りや利益から目をそらして
いる人が少なからずいます。
その結果、毎年売上が上昇していて、
毎年黒字なのに倒産するなんてこと
が起きるのです。
現実から目を背けていても
いつかは壁にぶつかります。
取り返しがつかなくなる前に、
どんどん現実と向き合って
対策を打っていきましょう＾＾
桐生 将人
