こんにちは。
桐生将人(きりゅうまさと)です。
先日、久々の労基署調査に
行ってきました。
労基署調査と税務調査の
共通点として挙げられるのが、
「何かしらの指摘が出る」
というところだと思います。
税務調査は、
ほぼ確実に何かしらの
「指摘」が出ると
言われていますよね。
それは、行政側が「指摘」する
ことにこだわっているからだと
思います。
それが自身の成績に関わるの
だから仕方ないと思いますが、
「おみやげを持たせる」という
話があるくらい「指摘」をする
ことにこだわる行政調査は
税務調査くらいでしょう^^;
ちなみに、労基署の調査も
高確率で「指摘」があります。
ただ、税務調査とは違い、
行政側が「指摘」したいから
そうなるというわけでは
ありません。
労基署調査は、
「実務上それくらいはいいでしょ」
というところまで細かく見られます。
その結果として「指摘」が出て
しまうだけです。
そして、もう1つ税務調査とは
大きく違うポイントがあります。
それは、
労基署調査は税務調査のように
「追徴課税をとりたい」という
ような「お金的な部分」で指摘を
出そうとしないということです。
たとえば、未払賃金の指摘と
同じくらいの重要度で
「賃金台帳に性別が書かれていない」
ということを指摘したりします。
実態の経営においては
どうでもいいことを
指摘するのです。
まぁ当然と言えば当然ですよね。
税務署は税の調査なので、
自然とお金がからみます。
ですが、労基署調査は労務管理に
関する調査なので、
確実にお金がからむというわけ
ではないのです。
ということで、
桐生がいつも意識するのは、
どんなに指摘を受けようとも、
お金的な損失は避けることです。
労基署調査でお金的損失が出るのは、
「未払い残業や未払い給与の指導」
といったところでしょう。
だから、その点を確実におさえて、
調査の対応をするようにしています。
先日の調査においても、
2時間半の長丁場を超えて、
お金的損失はゼロで調査の
対応をしてきました。
あなたも労基署調査でお金を
奪われたくないなら、
他はどうなっていようと
重要な部分(お金の部分)を
しっかりおさえてください。
桐生 将人