※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
こんにちは。
桐生です。
「手土産」って困りませんか?
高級なものにすれば相手に気を遣わせて
しまうかもしれませんし、
安いものにすればがっかりさせてしまう
かもしれません。
でも、せっかくあげるのであれば、
喜ばれるものを渡したいですよね?
実際、桐生もよく手土産には悩みます。
そして手に取った本がこれです。
『「最高のビジネス人脈」が作れる食事の戦略』
著:古河 久人、
出版:東洋経済新報社 (2024/11/27)
この古河氏という方は、
年間800人もの方と会食をしていて、
レストランのツテや知識はもちろん
豊富なわけですが、それだけではなく、
会食するグルメな方たちに喜ばれる
手土産についてもお詳しいとのこと。
今回はそんな古河氏からの学びのシェアと
桐生が実際に買ってみた結果を紹介したい
と思います。
まず、最初に重要なマインドセット。
それは、
「喜ばれる手土産とはなにか?」
という疑問への答えです。
繰り返しになりますが、、、
手土産は、
高すぎても相手に気を遣わせて
しまうかもしれませんし、
安すぎてもがっかりさせてしまう
かもしれないから難しいのです。
とはいえ、相手の好みもまだ
しっかりと把握できていないとしたら、
“どういう判断基準”で選べばよいか?
それは、
「自分では買わないけれど、
もらったら嬉しいを探す」
ということになります。
…よくある話ですね^^;
ですが、古河氏すらもそのように
言っているので、結局これが本質
だということでしょう。
では、そういったものとして、
具体的にあげられていたものが
なにかというと…
以下です。
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「アトリエうかい」のクッキー缶
「新正堂」の切腹最中
「GIN NO MORI」のクッキー缶
「緑寿庵清水」の金平糖
※こちらには桐生が食べたことのある
一部を抜粋しました。
古河氏がオススメする品を全て
知りたい方はぜひ書籍を購入して
みてくださいね。
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さて、これらを桐生が買ってみた結果や
あげてみた結果はどうだったのか?
一つずつお伝えします。
(ここからは個人的感想が中心になるので、
そういうのが嫌いな方はここでブログを
閉じてください^^;)
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「アトリエうかい」のクッキー缶
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チームメンバーとの打上げを
銀座のうかい亭で開催したことが
あります。
そのときに、このクッキー缶を
お土産として配りました。
クッキー缶にはめずらしく、
メレンゲ系のふわっとしたお菓子が
入っていて、見た目もかわいいので
女性向けかもしれません。
先日、当時参加したチームメンバーに
聞いてみたところ、今もクッキー缶の
入れ物(缶)を取っておいているとの
ことでした。
正直、桐生自身は味の印象はあまり
覚えていないのですが、上記の通り、
見た目もかわいく、女性ウケする商品
だと思います。
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「新正堂」の切腹最中
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桐生が西新橋(虎ノ門付近)に
事務所を構えていた頃に、
近くにお店があったので、
何度か買ったことがあります。
最中からはみ出るくらいの
アンコが入っていて、
それが切腹しているように
見えるとのことで
「切腹最中」という商品名に
なっています。
虎ノ門というビジネス街に店があり、
「切腹」という表現のためか
謝罪ツールとしても使われるようです。
桐生自身も業務ミスがあったとき、
クライアントにお持ちしたことが
あります。
ただ、、、
当然ですが、ミスに関するリカバリーが
しっかりと完了した後に、ギャグ的に
お持ちしたものです。
謝罪をするためにこれを持っていったら
全然笑えないと思います…^^;
ちなみに個人的に味は…(ノーコメ)
というレベルです。
(実際にクライアントも
『面白いけど、味は…』
となっていました^^;)
同じ和菓子なら、
老舗のとらやの羊羹、
鈴懸のどら焼き、
二代目仙太郎のぼた餅等など…
単純に味が美味しいものの方が
喜ばれたことが多いです。
なにかのストーリーと絡めて
お渡しして「笑いを誘う」なら
面白いかもしれません。
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「GIN NO MORI」のクッキー缶
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こちらはお店の内装が青色中心で
幻想的な雰囲気なのでずっと気には
なっていましたが、今までわざわざ
買うことがありませんでした。
と、考えると、まさに
「自分では買わないけれど、
もらったら嬉しい」
に該当するかもしれません。
そんなわけで、
今年の1月に早速買いに行って、
まずは自分で食べてみて、
その後に手土産としても使って
みました。
まず、味に関しては、
好みもありますが、
一時期クッキー缶にハマって
色んなクッキー缶を食べた
桐生からすると、、、
「とびきり美味しいわけでは
ないけど、及第点ではある」
といった感じでした。
ただ、クッキー缶の色やデザインが
青色中心で非常にオシャレなので、
人にあげたときはその見た目だけで
かなり喜んでいただけました。
そして、冒頭にもお伝えした通り、
店自体が結構目立っていることも
あって、桐生と同様に
「気になるけど、
買ったことはなかった」
という人が多い印象です。
金額も高くありませんし、
一時期の人気も落ち着いて、
お店に行けば大体いつでも買えるので、
手土産としてオススメです。
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「緑寿庵清水」の金平糖
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これは真打ちです。
桐生自身、このお店はまったく
知りませんでした。
古河氏のイチオシとなっていたので、
先日、買いに行ってきました。
このお店は金平糖専門店で、
本店は京都にあり、東京は銀座に
しかありません。
銀座店に行ってみたのですが、
かなり高級感のある店内で、
まったく金平糖屋さんに見えません^^;
古河氏からの前情報で、
「日本酒やワインで作られた
金平糖が期間限定で販売される」
というものがありましたので、
それを目当てに行ってみました。
ちなみに今の時期に買えるのは、
シャンパーニュの金平糖です。
これ、見た目がすごいです。
木箱にシャンパンのボトルを
模した瓶が入っていて、
その中にシャンパーニュから
作られた金平糖が入っています。
金額もすごいです。
なんとお値段1万円…!^^;
金平糖で1万円は衝撃です。笑
それ以外にも、季節限定や
数量限定の金平糖がたくさん
売っていたのですが、
もう1つ面白いのがお客さんの
質問と店員さんの知識です。
銀座という土地柄、
近くの高級バーやクラブが
買いに来ることも多いらしく、
「ウィスキーに合うのは
どれですか?」とか
「この金平糖に白ワインは
合いますか?」といった
質問をしているシーンが
結構ありました。
それに対して、店員さんも
「バーテンダーの方から
この味のものがウィスキーに
よく合うとお聞きしています」
「こちらは白ワインよりも
赤ワインに合う方向性かと
思います」
「隣のリーデル(ワイングラス)の
お店の方からは、この味がワインに
合うとお聞きしました」
といった感じで、うまく受け答えを
していたのが印象的でした。
今回、桐生も手土産として
お渡ししようと思っていた相手の方が、
とんでもなくワインに詳しい方だったので、
ワインに合いそうなものを聞いてみました。
結果として勧められたのが、
「ピーチパイン」と「いよかん」
という味でした。
要は、パイナップル味といよかん味の
金平糖です。
ちなみに「いよかん味」は
1日10箱限定とのことだったので、
こちらを手土産にしました。
他にも色々と買ってみたので、
一部はその方との会食のときに
一緒に食べました。
味に関しては、たしかに
美味しいと思いました。
味も変わっているものが多いですし、
クオリティも高いです。
とはいえ、あくまでも
「金平糖として美味しい」
というものですので、
通常サイズの金平糖ですと、
見た目的にはちょっと寂しいです。
なので、先方の方の反応を見ても…
「使いようが難しい」という印象です^^;
もちろん、古河氏のように
シャンパーニュボトルの金平糖とかを
お持ちすれば、インパクトもあって
喜ばれるかもしれません。
ただ、1万円のものを送るのであれば、
もっと選択肢が広がってしまうので、
やはり結構難易度高めの印象です^^;
ということで。
今回紹介した4つの手土産であれば、
総合的には「GIN NO MORI」のクッキー缶が
一番使い勝手良さそうです。
見た目のインパクトもあり、
「知ってるけど、買ったことない」
という人が多そうですし、
その割に売っている場所も多いので、
買うのにも困りません。
食べたことがないのなら、
まずは、一度食べてみても
良いかもしれません^^
桐生 将人