こんにちは。
桐生将人(きりゅうまさと)です。
賞与を出すか出さないか。
これについて悩んだことはありませんか?
桐生はこの問題について、
もう何度も悩んでいます。
そして、最終的には「出さない」という
回答に至っていました。
ですが、最近になって、
「あれ?賞与出したほうが良くない?」
と思う気付きがあったので
今回はその話をしたいと思います。
もし、あなたが「賞与」を出すかどうか
悩んでいるならぜひ、今回の話を一つの
参考にしてください。
桐生が今回の「賞与」のメリットに
行き着いたのは、自分の過去を振り返った
ことがきっかけでした。
桐生は、サラリーマン時代に、
自腹で高額なセミナーにいくつも
参加をしてきました。
サラリーマン時代に参加したセミナーで
最も高いのが70万円で、
30万円くらいのセミナーはいくつも参加
をしてきました。
他にも社労士の資格を取るために
資格の学校にも行きました。
その金額は20万円くらいだったと
思います。
これだけのセミナーに参加して
いるわけですから、相当毎月の
生活を切り詰めていたと思いますよね?
もちろん、家計簿を付けて、
お金の管理はキチっとしていました。
とはいえ、色んなことをケチケチ
しながら月の給与から一定の金額を
コツコツ貯めたかというと…
まったくそんな記憶はありません。
大体、毎月の給与は少しの黒字を
残して使い切っていたと思います。
要は多くのサラリーマンの方と
同じようなお金の使い方をして
いたわけです。
じゃあ、桐生はどこから
セミナーのお金を捻出したのか?
それが年2回の賞与でした。
桐生は、同僚が賞与を貯金したり、
海外旅行に使ったり、嗜好品を買ったり
するのを横目に見ながら、ほぼ全額を
セミナーや書籍といった自己投資に
使用しました。
サラリーマン時代における5年間に
もらった賞与のほぼすべてをです。
多くのサラリーマンの方との違い
があったとすれば、賞与の使い方
だったのかもしれません。
で、桐生は、これこそが
「賞与」の存在意義なのでは
ないかと考えました。
どういうことかというと、
社員が「自己投資をするための
原資は、賞与から生まれる」
ということです。
たとえば、
社労士事務所の代表の多くは、
社員に対して「資格の学校に通って
社労士の資格を取ればいいのに…」
と思っています。
そして、社員は「通いたくない!」と
思っているかというと、そんなことは
ありません。
社員も同じように「資格を取りたい」
と思っています。
では、なぜ社員は資格の学校に行かないのか?
その最も大きな理由は、
十中八九「お金」です。
資格の学校は20万円くらい
しますから、月の給与から
2万円を貯めたとしても10ヶ月
かかるわけです。
ようやく貯めたとしても、
1年近く頑張って貯めたお金です。
実際に払う場面になれば、
色んな理由をつけて踏みとどまって
しまう気持ちもわかります。
というのも、自己投資は
快楽的なものではないからです。
たとえば、海外旅行に20万円を払えば
待っているのは、楽しい食事や綺麗な
ホテル。
そして、家族や友人との楽しい思い出。
その快楽を想像して、お金を支払う
ときにドーパミンがドバドバ出るでしょう。
ですが、資格の学校にお金を払って、
待っているのは、1年にわたる勉強の
日々と模試や小テストといったストレス
フルな日々です。
こう考えると分かる通り、
社員という立場において、
「自己投資」をするのは
かなりハードルが高いわけです。
少なくとも、自分の月の給与から
コツコツ貯めて「自己投資」に
お金を使うことは至難の業です。
ですが、もし、月の給与とは別に、
「賞与」があったとしたら、、、
一部のやる気のある人間は、
「自己投資」に踏み出せるのでは
ないかと考えたわけです。
(もちろん数少ないとは思いますが)
もちろん、あなたが、
「社員の成長なんてどうでもいいよ。
社員が自己投資したって、社長の自分
には何のメリットもないじゃないか。」
という方であれば、関係のない話
かもしれません。
ですが、桐生のような少数精鋭の
会社においては社員の能力が
めちゃくちゃ重要なわけです。
そして、桐生自身は、社員が自分と
一緒に働くことを通して、卓越した
人材に育ってほしいとも思っています。
だからこそ、過去、自分がそうで
あったように、社員がもっと
「自己投資」をして、成長していける
環境を構築したいと考えてきました。
で、自分の過去を振り返って、
「どうすれば社員は”自己投資”が
できるのか」を考えたわけです。
そして、その結果、行き着いたのが、
「自己投資の原資としての賞与」
という考えだったということです。
「そんなこと言われても、
今の給与にプラスして賞与を出す
余裕なんてないよ!」
そういう方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、昇給をするかわりに、
年1回の賞与として払うということに
しても良いと考えます。
たとえば、月1万円の昇給をするなら、
12万円の賞与を年1回払うという感じです。
イメージは、社長が社員のかわりに
貯金しておいてあげるということです。
これだけでも、社員自身が、
月の給与をコツコツ貯めるよりは
よっぽど「自己投資」に繋げられる
と考えます。
まぁ、今回の話はあくまでも、
桐生の経験に基づく”仮説”なので、
桐生自身もやってみて効果が
全然なければすぐに止めると思います。笑
一歩を踏み出せない方は、
またご報告しますので、
桐生の報告をお待ちください。
桐生 将人
※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
最新の情報を受け取りたい方は
メルマガ登録をぜひよろしくお願いいたします。