マネジメント

社員を増やせる人の特徴

こんにちは。

桐生将人(きりゅうまさと)です。

 

経営者愛読書の漫画として、

「ワンピース」があげられることがありますね。

 

ですが、「ワンピース」の他にも

僕の周りの経営者が読んでいる漫画があります。

 

それは「キングダム」です。

 

キングダムはWikipediaによると、

 

「中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍を目指す

少年・信と後の始皇帝となる秦国の若き王・政の

活躍を中心に、戦乱の世を描く。」

 

といった感じの内容です。

 

で、この信という登場人物は、

最初は5人のグループからスタートし、

次は100人を従えて、1000人、3000人という兵を

従えていきます。

 

順調に成長していく彼が最初の壁にぶつかったのは、

彼の右腕として活躍していた副長が

戦線離脱したときでした。

 

彼の無鉄砲さを裏で支えていたのが

実はこの副長で、彼がいなくなり、

戦略が立てられなくなります。

 

ところが、そんな彼のもとに、戦略を立てることを

専門とする仲間(軍師)が現れます。

 

逆に有能な同年代の2人の将は、

(戦いのシーンで苦戦するところはありますが)

特段、自分の能力や役割関係で苦戦する描写はなく、

そういった人間が現れる描写も当然ありません。

 

まぁ、これは漫画の話ですが…

 

僕は、実際の経営の世界でも同じことが

起きているように感じるのです。

 

具体的には、「自分はこれが苦手」とか

「何もできない」とか言っている経営者の周りには、

それを支える人が集まってくるということです。

 

逆に、「何でもできる」と強がる経営者の

もとには、その経営者を支える人が集まって

こないように感じます。

 

こういった話をすると、

前者の経営者が…

 

・仕事を任せられる器量があるから

・社員の自己肯定感が満たされるから

・やりがいを感じさせられるから

 

といった色んな意見を聞きます。

 

ですが、どれも明確な解答とは言えませんよね。

 

一応、僕個人の意見ですが…

 

これは結局、「できない部分が見えないことには、

見付けてもらうことすらできない」という

シンプルな理由があるのではないかと思うのです。

 

「何でもできる」と言っている経営者では、

外の人間からすると何を手伝えばいいか

わからないのです。

 

ですが「ここもできない、あれもできない」と

言っている経営者は、何を手伝えばいいかが

わかりやすいです。

 

だから、「あ!それなら自分ができます!」という人と

巡り合えるのではないかと思うのです。

 

桐生 将人