※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
こんにちは。
桐生です。
あなたは同僚や仲間が
仕事で良い成果をあげたり、
昇進することがあったら
お祝いをしますか?
なにかプレゼントを贈ったり、
飲み会に誘う人も多いかも
しれません。
それを”純粋なお祝いの気持ちで
誘っているだけ”と考える人も多いかも
しれませんが…
メタで考えていくと、
「その行動は(多かれ少なかれ)
その人との関係をより良くする
ために行われている」
と考えます。
そして、この目的を前提に考えると、
“お祝いを理由に飲み会に誘う”のは
ベストタイミングとは言えないかも
しれません。
大手情報サービス企業「ブルームバーグ」の
創業者であるマイク・ブルームバークは
かつてこう言ったそうです。
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『私には友人とのつき合い方に
ルールがあった。友人が昇進しても、
お祝いの電話はしない。
次に会ったときに、ひやかす程度にする。
しかし、友人がクビになったら、
その当日の夜に食事に誘う。
誰もが見ている前で、そうする。
なぜなら、私自身がソロモン・ブラザーズを
クビになったときのことを、よく覚えているからだ。
そのとき電話をかけてくれた友人のことは、
今でも一人残らず覚えている。
辛かったから、仲間の言葉が身に染みた。
だが、同社でパートナーに昇進したときに、
誰からお祝いの言葉をかけられたかは、
まったく覚えていない』
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つまり、
「飲み会に誘うのなら
お祝いのときではなく、
仲間が辛いときにしろ」
ということです。
相手がつらい状況のときは
誰であっても誘いづらいと
思います。
ですが、ほとんどの人が誘って
くれないときだからこそ、
「強烈に印象に残る
(=関係性が一気に向上する)」
ということかもしれません。
お祝いのときはあなた以外にも
たくさんの人がその人を誘います。
お祝いの席は他人に任せて、
僕らはその人が本当につらいときこそ、
そばにいる(=飲み会に誘う)ように
しましょう^^
桐生 将人
―参考図書:『THE ALGEBRA OF WEALTH 一生「お金」を吸い寄せる 富の方程式』著:スコット・ギャロウェイ、出版:ダイヤモンド社 (2024/12/4)