MENSAの思考

YouTubeで学ぶなら◯◯を見ない方が良い

※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した

内容を再編集して投稿しております。

 

こんにちは。

桐生です。

 

あなたが経営者やビジネスパーソン

であれば、YouTubeをエンタメではなく、

“学びのツールの1つ”として捉えている

のではないかと思います。

 

実際に桐生のクライアントからも、

「YouTubeの動画で観たのですが、

このスキームってどう思いますか?」

といった感じで質問をいただくことが

結構な頻度であります。笑

 

ただ、内容を見てみると、

・多くのケースに当てはめるために

あまりにもざっくりとした内容を

話していたり、

・明らかに間違って伝わっていたり、

・本当に間違っている

なんてことも多々ありますので、

気を付けて欲しいと思うのですが…

 

まぁ、それは置いといて。

 

YouTubeを学びのコンテンツとして

捉えるのであれば、オススメしたい

ことがあります。

 

それは、

「動画は見ない方が良い」

ということです。

『え…?桐生さん、YouTubeって

動画なんですけど…』

 

そう思いますよね^^;

 

ですが、これが重要なのです。

 

たとえば、小説と映画を想像して

みてください。

 

小説はほとんど絵がありません。

 

なので、自分で登場人物や表情、

シーンの情景等を想像しながら

読んでいくことになります。

 

そのときに脳はどういう状態かというと、

それらを想像するために積極的に活用されて

いる状態にあるわけです。

 

では、映画はどうでしょう?

 

映画の場合は、目の前にわかりやすく

人物や情景が現れます。

 

小説のように自分で頭を使って想像する

必要はありません。

 

だから、映画は脳をあまり使うことなく

ボケ~っと見ることができるのです。

 

(あなたも一度くらいは映画を

ボケ~っと見てしまった経験は

あると思います)

 

これは何もあなたが悪いわけではなく、

脳にはなるべくサボろうとする習性が

ある以上、仕方ないとも言えます。

 

ですが、これらの話からわかるように、

「映像」というものは、人間の脳の活動を

抑えてしまう傾向があるということです。

 

そして、これは「学び」に

おいても同じです。

 

誰しもが、動画をなんとなく

ボケ~と見ていて気付いたら

終わっている…なんてことを

経験したことがあるのではないか

と思います。

 

逆に、教科書等であれば、

考えながら読みますし、

「気付いたら学び終わっている」

なんてことはありません。

 

少なくとも教科書で学ぶ以上に

脳をフル回転させて動画を観ている人は

少ないと思います。

 

『桐生さん、教科書がいいのは

わかったけど、、、

忙しいからスキマ時間に学びたいし、

そもそも文章苦手なんだよ!

だからYouTubeを見ているんじゃないか!』

 

…その気持ち、わかります。

 

桐生自身も文章嫌いですから^^;

 

そこで、ようやく本題です。

 

あなたに伝えたいのは、

「YouTubeで学ぶなら動画は見ないで、

音声だけ聞いてください」

ということです。

 

音声のコンテンツで学んだことが

ある人はわかるかもしれませんが、

音声のコンテンツはどちらかというと

教科書や小説に近いです。

 

映像がなく、音声だけであれば、

聞いたことを自然と想像しますし、

思考します。

 

さらに、聞き逃したときも

「あれ?聞いてなかったな…」

とすぐに気付くと思います。

 

これは脳が「学び」に積極的に

使われている証拠だとも言えます。

 

だから、YouTubeにおいても、

あえて動画を見ないで「音声だけ」

で学ぶことがオススメなのです。

 

桐生自身、YouTubeを学びのコンテンツ

として捉えていますが、動画の画面を

見ることはほとんどありません。

 

実際のところ、画面を見なくても

困ることはほとんどありませんし、

「ながら学習」もしやすくなりますので、

忙しい経営者やビジネスパーソンにこそ

ぜひ試してみて欲しいです。

 

近年は、学びのコンテンツとして

動画の方が価値が高く見られがちですが、

実は音声の方が学びが深まるとしたら…

皮肉なものです^^;

 

桐生 将人