※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
こんにちは。
桐生です。
ビールは好きですか?
桐生は一時期苦手になりましたが、
今はワイン系のお店でなければ
もっぱら生ビールばかり飲みます。
好きな銘柄は「アサヒ」です。
あるときに桐生が生ビールばかり
飲んでいるのを見て、こんなことを
言われました。
『桐生くん、アサヒの生ビールが
最高に美味しいお店を教えてあげるよ』
これでも結構レアなビールから
クラフトビールなんかも色々と
飲んできたことがあるので、
「今さら普通のアサヒの生ビール…?」
と思ってしまいました。
ですが、せっかくご紹介いただいた
こともあるので、先日そのお店に
伺ってきました。
メニューには普通に
「アサヒ スーパードライ」
とあります。
早速頼んでみたのですが、、、
勧められた理由がわかりました。
今まで飲んできたものと
全然別物なのです。
泡にはまったく気泡がなく、
きれいに分離しています。
飲んでみると、泡はほぼ液体の
ような感じで甘みが感じられます。
ビール自体も、なぜか苦味を
感じずにスイスイ飲めます。
同じビールなのに、
なんでこんなことになるのか…?
思い切って聞いてみたところ、
以下のようなことを教えてくれました。
—————
普通のビールの注ぎ方だと
泡とビールが一緒に入っていくが、
それをするとビールの苦味が
泡に凝縮してしまう。
なので、ほぼビールだけを注いで、
その後にビールの中に注ぎ口を
突っ込んで泡を入れていくような
方法を取る。
—————
理屈は簡単ですが、カウンターで
見ていて「まさに職人技」という
感じでした。
このビールの職人さんもそうですが、
職人の分野で重要なのは「道具」ではなく
その「本人」だということを実感しましたね。
料理も靴磨きもそうですが、
道具、手順、材料等が同じでも
“誰がそれをやるか”によって
まったく違うものができあがります。
一流の職人と同じ道具を揃えたとしても
自分の技術が低ければ意味がないという
ことです。
こんなことは簡単にわかる話なのに、
士業やコンサルの業界では”ここ”を
見落としている方が多い気がします。
どういうことかというと、
自分を成長させて整える前に、
とにかくノウハウを求める人が多い
ということです。
たとえば、社労士の方でも、
とにかく「就業規則コンサル」や
「人事制度コンサル」といった
ノウハウを求める人がいます。
そして、そういった講座に
多額のお金を払って参加します。
ですが、結果的に顧問契約が
思ったように増えない人がいます。
それがなぜかというと、
その人がまだ
「ノウハウを顧問契約に繋げられる士業」
になることができていないからです。
桐生は、資格起業ラボ(桐生が提供する
社労士や士業向けの唯一の講座)の中で、
「顧問契約に繋げるためのマインドや
営業方法」をお伝えしています。
これはなぜかというと、
ノウハウの前にまずは
“顧問契約をお願いされる士業”に
ならないと顧問契約には繋がらない
と考えているからです。
勘違いしやすいのは、
「素晴らしいノウハウを習得すれば
顧問契約をお願いされる」
と思ってしまうことです。
ですが、実際のところ、
「素晴らしいノウハウを習得すれば
仕事をお願いされるかもしれないが、
顧問契約にならない場合も多い」
ということです。
まさに、本人の技術がないのに
道具だけ揃えにいっている状況と
同じだということですね。
自分自身の技術を磨けば、
道具(ノウハウ)なんて
なんでもいいのです。
逆を言えば、
自分が整っていないのに
ノウハウにお金を掛けても
意味がないということです。
桐生 将人
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
★資格起業ラボ★
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-