※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
こんにちは。
桐生です。
成功者がよくこんなことを
言います。
「自分は最初から根拠のない
自信だけは持っていた」
こういうことを言うので、
起業の成功法則として
「とにかく自信を持とう」
「自信があるように振るまおう」
といったものが出てきます。
ですが、、、
こういった話を真に受けて
「自分も根拠のない自信を持とう」
と考えるのは危険です。
というより、破滅の道に
まっしぐらかもしれません。
それはなぜか？
結論を先に言えば、
そもそも自信とは根拠が
あって初めて生まれるもの
だからです。
『いやいや、桐生さん
そんなことないですよ！
だって、あの成功者も
今まで未経験だったビジネスを
スタートした頃から”自信が
あった”と言っていましたよ！
根拠のない自信を持っていた
ってことじゃないですか！』
そんな意見が出そうですが、
実際は”本人も気付いていない
根拠があるかもしれない”って
ことです。
このことについて、
進化心理学的な思考実験を
してみましょう。
たとえば、原始時代に
こんな人がいたとします。
「闘ったことはないけど、
自分は最強だから1人でも
マンモスを倒せる！
1人で素手で立ち向かう！」
つまり、根拠のない自信を
持っているということですね。
さて、こんな思考経路を
持つ人の子孫が生き残って
いると思いますか？
…可能性は低そうですよね＾＾；
では、逆に、
「自分はチームを組んで
すでに30頭のマンモスを
倒してきた。
だから、条件さえ揃えば、
マンモスを倒すことが
できる自信がある」
という人がいたら
どうでしょう？
少なくとも、
先の人よりも子孫が
生き残っている可能性が
高そうです。
このように考えると、
現代人の多くは、
「根拠のない自信を
持つことができない
思考経路を持っている」
ということが考えられます。
たとえば、桐生も独立したときに
“根拠のない自信”がありました。
…というよりも、”根拠がない”
と思っていました。
その自信がなんだったかというと、
「がむしゃらに努力すれば
成果を掴み取ることができる」
というものでした。
ですが、今思えば、
桐生がそういう自信を持てた
ことには根拠があったことに
気付きました。
それは以下のような経験に
基づく根拠です。
・高校3年まで勉強をさぼっていて
偏差値が50切るか切らないかという
成績だったのですが、
そこからストップウォッチで
勉強時間を測って毎日12時間
勉強することで、夏休みには
偏差値が60台になり、
最終的には70台にまで達した
・大学で真剣に勉強をしたことで、
学部の成績優秀者として表彰された
・サラリーマン時代に仕事だけに
打ち込み続けて1年目から表彰された
・仕事以外の時間もマーケティングを
自腹で費用を払って勉強したことで
担当部門の歴代最高記録を3個同時に
樹立した
・初の営業に異動となってからも、
1年間の半分を自腹でホテルに泊まって
がむしゃらに営業して全表彰を獲得した
…なんか自慢っぽくてすみません＾＾；
ですが、桐生も過去にこういった
経験をしてきたからこそ、
未経験で社労士起業をするときも
「自分ならなんとかできる」
という”根拠のある自信”を持って
いたということです。
ということで、
もし、あなたが今、
“根拠のない自信”を持って
いるのなら、それにはきっと
あなたも気付いていない
“あなたならではの根拠”が
あるはずです。
心配せずに、もっと自分のことを
信じて突き進んでください。
逆に、誰かに言われて
“根拠のない自信”を持とうと
しているのなら、それはやめて
おくことをオススメします。
そのまま突き進むと、
原始時代にマンモスとタイマンを
張った無謀な人類の仲間入りに
なってしまうかもしれません。
そして、自分に自信がないのなら、
“自信を持つ努力”ではなく、
“自分のスキルを磨いて、
地道に経験を積んでいく”ことが
自信を持てるようになる近道だと
いうことです。
桐生 将人
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