※本ブログは桐生が過去にメルマガで配信した
内容を再編集して投稿しております。
こんにちは。
桐生です。
成功した芸人の方が
一時期よく”成功のきっかけ”
として語っていたのが、
「借金して高級◯◯を買って、
成功していると思い込むよう
にした（あるいは成功している
人の感覚を先に持つようにした）」
というものです。
で、こういった話を鵜呑みにして、
ホテルのラウンジで仕事したり、
無理して高級時計を買ったり、
借金して高級車を買ったり…
という人がいます。
ですが、本当にこんなことで
成功できるのか疑問ですよね。
少なくとも、この話を聞いて
「なんとなく違和感がある」
と思う人は多いかもしれません。
ということで、今回は、
そのあなたの違和感の正体を
明らかにしたいと思います。
さて。
あなたは、
「馬の前に人参をぶら下げる」
という話を聞いたことが
ありますよね？
要は、やる気のない馬でも、
目の前に人参をぶら下げられれば
それを食べたくて必死に走って
しまうということですよね。
では、「馬と人参」の話を
「あなたとあなたが手に
入れたい高級◯◯」
に入れ替えてみましょう。
そうすると簡単に、
あなたの違和感の正体に
気付くと思います。
だって、それは馬の口に
人参を先に入れてしまったうえで
「人参をあげたんだから走れ！」
と言っているのと同じわけですから。
では、本来やるべきは何だったのか？
それは「高級◯◯」を手に入れる
ために必死に走る（仕事をして稼ぐ）
ということですよね。
だから、「先に高級◯◯を買う」
ということやホテルのラウンジ等で
成功している感覚をありありと
イメージしてしまうというのは、
自分の行動を完了させてしまう
（結果、動けない）ことになる
と言えるのです。
「え？ちょっとまってください。
桐生さんはブログとかでも
目指している状態に臨場感を
持つことが大切だって言って
いたじゃないですか！
あれは嘘だったのですか！」
…そうです。
いいところに気付きましたね。
ですが、この指摘は半分正解で、
半分間違いです。
というのも、
今回の話で伝えたいのは、
「ありありとイメージする」
ことがダメだということではなく、
「イメージする内容を間違うな」
ということだからです。
成功するイメージを持って
しまうと動けなくなるという
ことはすでにお伝えしました。
では、どういうイメージを
持てばいいのか？
それは、
「その目指している状態を
将来に達成しているということは、
今の自分はどうなっているのか」
というイメージです。
たとえば、
桐生が20代でサラリーマンのときに
「3年後に年収2000万円になりたい」
と考えていたとします。
ですが、勤務している会社では
年収2000万円を達成するためには
50代くらいになって部長クラスに
ならないと不可能だということが
わかっていたとします。
つまり、3年後に2000万円をもらう
ことはかなり厳しいと言えます。
そこで、3年後の自分が
年収2000万円を達成している
ということは、きっと独立を
しているはずだと考えたとします。
すると、今の自分はその3年後の
自分に向けて資格の勉強をしたり、
独立後のスキル習得に向けた準備を
していないとおかしいと考えるように
なります。
決して、
「俺は年収2000万円を
すでに稼いでいる」
とイメージをして、
豪遊し始めても、
目標の達成が近付いてくる
ことはないです。
なんとなくわかりましたか？
要は、3年後の自分の臨場感を
現在に持ってくるというよりも、
3年後の自分の臨場感をそのままに、
そこから逆算した現在における自分
の臨場感を高めていくという感じです。
この違いがわかっていなくて、
馬の口に人参を詰め込んでから
「走れ」と言っている人をよく
見かけます＾＾；
それでは走れるわけがないって
ことです。
桐生 将人
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